奈良ゆみ ソプラノリサイタル
松平頼則生誕111年の記念に 若き日の松平頼則─フランスへの憧れ─
日時 |
2018年11月8日(木)19時 |
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会場 | JTアートホール アフィニス(東京・虎ノ門) |
料金 | 全自由席 一般・前売¥5,000(当日¥5,500)、学生¥3,000 |
出演 |
ソプラノ:奈良ゆみ ピアノ:野平一郎 |
曲目 |
松平頼則/前奏曲 ニ調(1934)、前奏曲 ト調(1940)(ピアノ・ソロ) 松平頼則/静かな夕べ(深尾須磨子:詩)(1929) ドビュッシー/抒情的散文(ドビュッシー:詩) 松平頼則/「古今集」より(1939ー45) プーランク/よしなし草(アポリネール:詩)(1940) ラヴェル/5つのギリシャ民謡(1904−06) 松平頼則/南部民謡第2集(1938) |
[主催] ラ・プレイヤード [後援] モーツァルト・サロン [チケット取扱い] ラ・プレイヤード TEL.090-5057-1211 ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
■奈良ゆみ(ソプラノ) Yumi Nara/Soprano
相愛大学声楽科卒業後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学、メシアンに注目される。以後パリを拠点としてヨーロッパ各地で演奏活動を展開。色彩感に溢れた声と創造的な表現力は、とりわけ現代音楽の分野で注目を集め、デュサパン、ダオ、エロワ、松平頼則、平 義久をはじめ、多くの現代作曲家から曲を捧げられている。
パリ・オペラ座で演奏されたメシアン「ハラウィ」をはじめとして、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」、オハナ「三つの御花の物語」、「サティとフランス六人組」やラヴェル「シェヘラザード」などが高い評価を受ける。
更に西鶴「好色一代女」のテキストを使ったジャン=クロード・エロワの「仏明会」や、松平頼則のモノ・オペラ「源氏物語」の歌い手として、日本の音楽・文化が西洋の現代音楽と結び付く可能性を明示した。
東京でドビュッシー「ペレアスとメリザンド」(ジャン・フルネ指揮、東京都響)を歌う他、日本各地でクリエイティヴなテーマでリサイタルを行っている。パリで開催されたメシアン生誕100年記念オープニング・コンサートでは「ミのための詩」を歌った。(Pf:ロジェ・ムラロ)
CD録音も多く、「ドビュッシー歌曲集」(Pf:クロード・ラヴォワ)は、「ル・モンド」仏音楽誌で最高推薦盤に挙げられている。
■野平一郎(ピアノ) Ichiro Nodaira/Piano
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