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全作品初演 早川和子個展ⅩⅩ──室内楽作品「賀澎綵璆」──

あやぎぬはためき玉光り輝くとき、よろこび更にわきたつ

日時

2016年10月31日(月)18時30分

会場 音楽の友ホール(東京・神楽坂)
料金 全自由席 ¥3,500
出演

トランペット:田宮堅二

ピアノ:藤井一興

ヴァイオリン:大谷康子

チェロ:苅田雅治

バス:佐藤征一郎

オーボエ・コーラングレ:蠣崎耕三

ハープ:篠崎史子

曲目

第一部〔賀気わきたつ〕

 賀〜トランペット・ソロのための〜(2016)

   トランペット:田宮堅二

 澎〜ピアノ・ソロのための〜(2015)

   ピアノ:藤井一興

第二部〔天地に生きる〕

 い(方へんに奇)〜ヴァイオリン・ソロのための〜(2015)

   ヴァイオリン:大谷康子

 艸千里浜〜バスとチェロのための〜(2016)詩:三好達治

   バス:佐藤征一郎、チェロ:苅田雅治

 老松讃〜バスとチェロのための〜(2016)詩:三好達治

   バス:佐藤征一郎、チェロ:苅田雅治

第三部〔美・極める〕

 綵〜オーボエ・コーラングレのための〜(2016)

   オーボエ・コーラングレ:蠣崎耕三、ハープ:篠崎史子

 璆〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための〜(2016)

   ヴァイオリン:大谷康子、チェロ:苅田雅治、ピアノ:藤井一興

[後援]

  日本現代音楽協会

[チケット取扱い]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

  e+(イープラス)http://eplus.jp

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

[コンサートマネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

全作品初演 早川和子個展ⅩⅩ──室内楽作品「賀澎綵璆」──

全作品初演 早川和子個展ⅩⅩ──室内楽作品「賀澎綵璆」──

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個展「賀澎綵璆」
                                         早川和子

 本個展は、1987年10月の第一回個展──室内楽作品「森羅萬象」の開催から数えて二十回目にあたります。この間、第四回個展──声楽作品「残響昭和」からは全曲新作・初演の室内楽作品展、声楽作品展、演奏会形式オペラ展を開催してきました。今回は、この2年間に新たに作曲した器楽曲(5曲)と声楽曲(2曲)からなる全曲新作・初演の室内楽展を開催します。プログラム構成は、第一部〔賀気わきたつ〕(器楽曲2曲)、第二部〔天地に生きる〕(器楽曲1曲、声楽曲2曲)、第三部〔美・極める〕(器楽曲2曲)からなり、いずれの作品も、国内外の第一線で活躍し円熟期に入った演奏家諸氏によって初演されます。

 自己に内在する感性を作曲作品として直裁に表現しようとする私の仕事は、これらの作品を初演して下さる優れた演奏家諸氏との共同作業を通して継続可能となったと言えましょう。この第二十回個展を、私の作曲活動の継続を支えて頂いたすべての方々に捧げます。



出演者プロフィール

大谷康子(ヴァイオリン) Yasuko Otani/Violin
 2015年、デビュー40周年を迎えた日本を代表するヴァイオリニスト。愛器ピエトロ・グァルネリを携えた華やかなステージ。
 東京藝大卒業、同大学院修了。在学中よりソロ活動を始め、近年も日本全国で年間100回に及ぶコンサート活動に加え、海外での演奏も多く、絶賛を博している。国内外の主要オーケストラとの共演を重ね、TV朝日「題名のない音楽会」最多出演など、司会・演奏など多岐にわたるメディアでも活躍中。
 東京音大教授。文化庁芸術祭大賞受賞。


苅田雅治(チェロ) Masaharu Kanda/Violoncello
 桐朋学園大学において井上頼豊氏に師事。1973年日本音楽コンクール第1位。82〜90年都響首席チェロ奏者を務める。82年よりニューアーツ弦楽四重奏団に参加し、団として飛騨古川音楽大賞奨励賞、文化庁芸術祭賞、中島健蔵賞を受賞した。
 個人としても92年度中島健蔵音楽賞受賞。2005年秋、弦楽四重奏団クヮトロ・ピアチェーリを結成。10年定期演奏会が高く評価され、文化庁芸術祭大賞を受賞。東京音大教授。


蠣崎耕三(オーボエ・コーラングレ) Kozo Kakizaki/Oboe
 京都市立芸大卒業。1984年ミュンヘン音大大学院へ留学。留学中、ベルリン放送響、ミュンヘン・バッハ管、ヨーロッパ室内管など数多くのオーケストラに客演。87年帰国。
 第4回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門第1位入賞。
 札幌響、東京フィルを経て、現在、読売日響首席オーボエ奏者を務める。桐朋学園大学准教授として後進の指導にも当たっている。


田宮堅二(トランペット) Kenji Tamiya/Trumpet
 1968年桐朋学園大学卒業後、ベルリン音大に入学。ベルリン・フィルの首席トランペット奏者であったF.ヴェゼニック教授に師事。72年1月、ベルリン・オペラ管に入団、同年3月最優秀の成績でベルリン音大を卒業。ヨーロッパ、アメリカ各地の音楽祭などへソリストとして出演。
 日本では、郡響、東京フィル、新日本フィルなどと共演。81年ベルリン・ドイツ・イペラ管を退団し、本拠を日本へ移す。
 桐朋学園大学教授。内外で数多くの国際コンクールの審査員を務めている。


篠崎史子(ハープ) Ayako Shinozaki/Harp
 桐朋学園大学卒業。J.モルナール、M.グランジャニー、L.ラスキーヌの各氏に師事。1970年イスラエル国際ハープ・コンクール第3位入賞。72年より「篠崎史子ハープの個展」を開催。芸術祭優秀賞、中島健蔵音楽賞、サントリー第1回佐治敬三賞、朝日現代音楽賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。2013年秋、紫綬褒章を受章。
 イスラエル国際ハープ・コンクール、ジュネーヴ国際コンクールなどの審査委員を務めた。
 東京音大、日大芸術学部、桐朋学園大学において、後進の指導にも当たっている。


佐藤征一郎(バス・バリトン) Seiichiro Sato/Bass baritone
 東京藝大卒業、同大学院修了。安宅賞受賞。1971年渡独、直ちにケルン市立歌劇場のオーディションに合格。73年からフライブルク市立歌劇場専属首席バス歌手として契約、80年帰国。前人未到のドイツ歌曲30年連続リサイタル開催。
 2014年、ヘルマン・プライ、フィッシャー=ディースカウらと共に外国人として初めて、国際カール・レーヴェ協会名誉会員に推挙の国際的栄誉を受けた。
 中山悌一、ハンス・ホッターの各氏らに師事。洗足学園音大名誉教授。


藤井一興(ピアノ) Kazuoki Fujii/Piano
 プロフィールはこちらへ。


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