公演案内

トップページ > 公演案内(弦楽器) > 第4回 無伴奏の世界 川本嘉子(ヴィオラ)

公演案内
  • これからの公演

第4回 無伴奏の世界 川本嘉子 (ヴィオラ)

       
日時 2025年9月18日(木)19時開演(18時30分開場)
会場 浜離宮朝日ホール(東京・築地)
料金

全席指定 ¥4,400 学生¥2,200(消費税込み)

※学生券はミリオンチケットのみでの取り扱い

チケット一般発売日  2025年4月9日(水)
曲目

細川俊夫/ヴィオラ独奏のための《私を泣かせてください》(ヘンデル)

J.S.バッハ/無伴奏組曲 第1番 ト長調 BWV1007

西村 朗/ヴィオラ独奏のための《鳥の歌》による幻想曲

J.S.バッハ/無伴奏組曲 第2番 ニ短調 BWV1008

権代敦彦/《テロス》ヴィオラのための

J.S.バッハ/無伴奏組曲 第6番 ニ長調 BWV1012

 ※未就学児のご入場はご遠慮頂いております。託児サービスをご利用ください。

  託児サービス(要予約)マザーズ TEL.0120-788-222


[主催]ミリオンコンサート協会/朝日新聞社/浜離宮朝日ホール

[チケット取扱い]

  ミリオンチケット

   ・ オンライン・チケットサービス

    ※ オンラインでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取りとなります。

   ・ お電話でのお申込み TEL.03-3501-5638

  朝日ホール・チケットセンター TEL.03-3267-9990(日・祝除く 10時〜18時)

  https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/ticket/

  e+(イープラス)https://eplus.jp/

  チケットぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード 295143)

[コンサートマネジメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

第4回 無伴奏の世界 川本嘉子(ヴィオラ)・チラシ

第4回 無伴奏の世界 川本嘉子(ヴィオラ)・チラシ

★画像をクリックすると

大きくなります。


いつもみんなといっしょ。

 いねこさん(どういうわけか、僕たちは川本嘉子さんのことを「いねこさん」と呼ぶのだ)は、いつも誰かといっしょにいる。オーケストラの先頭で指揮者を凝視しているときも、クァルテットで第2ヴァイオリンの出を待っているときも、スコアに頭を突っ込み始終相談してる若者たちが弓を取るのを忍耐強く待っているときも…。
 そんないねこさんのひとりの姿に出会ったことがある。ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲を一気に披露する演奏会の前、ホールの裏だった。あ、いねこさん、と手を振ろうとした僕たちは、誰かと話をしているような真剣な表情に、挨拶を怯んでしまったっけ。あのときいねこさんは、きっとベートーヴェンと二人でいたんだろうな。
 いねこさんがひとりで舞台に立つという。でも、ホントはひとりじゃない。長い付き合いのバッハ楽長や、黙考中の細川さん、エネルギッシュな西村さん、意外に饒舌な権代さん…そんな人たちと、一緒に楽譜を覗いているのだ。
 いねこさんひとり、でも、いねこさんはいつもみんなといっしょ。

渡辺 和(音楽ジャーナリスト)



出演者プロフィール


川本嘉子(ヴィオラ) Yoshiko Kawamoto/Viola


 3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学を卒業。これまでに、ヴァイオリンを江藤俊哉、鈴木愛子、室内楽を末吉保雄、原田幸一郎の各氏に師事。

 1991年、東京都交響楽団への入団をきっかけにヴィオラに転向。1999年より2002年退団まで首席奏者を務めた。

 アメリカのタングルウッド音楽祭、マールボロ音楽祭、スイスのダボス音楽祭などのほか、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、アルゲリッチ音楽祭等にも定期的に参加し、マルタ・アルゲリッチやユーリ・バシュメットなど世界一流のソリスト達と共演し絶賛を博している。

 ソリストとしては、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ、ペーター・マークなどの著名な指揮者と共演。

 CDは「J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ」「シャコンヌ 無伴奏ヴィオラ作品集」等をリリース。

 1989年東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝(イグレック・クァルテット)。1992年ジュネーヴ国際音楽コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)、1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞の各賞を受賞。

 2017年より2021年3月までNHK交響楽団の首席客演奏者を務めた。京都アルティ弦楽四重奏団、AOI・レジデンス・クヮルテットのメンバーとしても活躍。

 小澤音楽塾、愛知室内オーケストラでは弦楽器アドヴァイザーとして、後進の育成にも積極的に力を注いでいる。

 類稀なる表現力とテクニックで聴衆を魅了し、日本を代表するヴィオラ奏者の1人として常に第一線で活躍している。


このページのトップへ戻る

トップページへ戻る