
森下幸路10年シリーズ + 第28回
森下幸路ヴァイオリンリサイタル
日時 会場 |
仙台公演:2025年4月19日(土)16時 中本誠司現代美術館 京都公演:2025年4月29日(火・祝)14時 旭堂楽器店 サンホール 東京公演:2025年5月4日(日・祝)14時 東京文化会館 小ホール |
---|---|
料金 | 各会場共通:全自由席 ¥4,000 学生 ¥3,000 |
出演 |
ヴァイオリン:森下幸路 ピアノ :川畑陽子 |
曲目 |
武満 徹/悲歌 ベートーヴェン/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第10番 ト長調 Op.96 ウェーベルン/4つの小品 Op.7 R.シュトラウス/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ホ長調 Op.18 TrV151 |
[協賛] World Of Music 株式会社 [後援] ナミ・レコード [協力] (公社)大阪交響楽団 [マネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 [予約・お問合せ] 仙台公演:中本誠司現代美術館 TEL.022-272-7100 京都公演:ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 東京公演:ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 [チケット取扱い] ※ オンラインでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取りとなります。 ・ お電話でのお申込み TEL.03-3501-5638 チケットぴあ https://t.pia.jp/ Pコード290736 東京公演:東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 |
出演者プロフィール
■ 森下幸路(ヴァイオリン) Koji Morishita/Violin
京都市生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、幼少を米国で過ごし、早くから才能を開花させた。小林健次、田中千香士、江藤俊哉・アンジェラ夫妻、三善 晃をはじめとする各氏に師事。桐朋学園大学入学後、米国シンシナティ大学特別奨学生としてドロシー・ディレー女史に学び、最優秀賞(オーナーズ表彰)受賞。帰国し1989年、桐朋学園大学音楽学部卒業。在学中より、東京ゾリステンや新星日本交響楽団(現・東京フィル)のゲスト・コンサートマスターを務めるかたわら、室内楽においても目覚ましい活動を展開。92年まで安田謙一郎弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者を務めるほか、小林道夫氏と「ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲室内楽シリーズ」を開催、東京における「オール・シューベルト/ヴァイオリン室内楽作品シリーズ」は話題を呼んだ。94年には東京文化会館において、小林道夫氏のピアノにより「オール・シューマン・プログラム」で公式リサイタル・デビューを果たし、紙面でも絶賛された。
その後、96年から毎回テーマを設けて挑む「森下幸路10年シリーズ」と題したリサイタルを東京文化会館と仙台でスタート。第12回からは京都公演も加わる。97年にはスペインのセヴィリアでのリサイタルをはじめ、全国各地でリサイタルやクラシック入門、啓発のためのコンサート・シリーズを積極的に開催。ギターの福田進一氏との全国ツアーは話題となった。2011年より毎夏に北ドイツ音楽祭、13年からたびたび台湾に招かれ、14年にはガーク音楽祭(オーストリア)にも出演。15年にはバルカン室内管弦楽団のゲスト・コンサートマスターに招かれた。18年にはモスクワに招かれ、マスタークラス、そしてソリストとしてノヴァヤ・オペラ劇場においてワシリー・ワリトフ指揮オペラハウス管弦楽団と共演し絶賛を博した。18年、19年には外山雄三ヴァイオリン協奏曲第1番と第2番を作曲家自身の指揮により大阪交響楽団定期演奏会で共演した。2021年11月、モスクワでのリサイタル、サンクトペテルブルク・マリンイスキー劇場において同オーケストラと共演。
2000年まで仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター。現在は大阪交響楽団首席ソロ・コンサートマスターの任にある。またオペラの分野では指揮者や歌い手の信頼も厚い。
ソロ・アルバムCDは「Brahms ヴァイオリンソナタ全集」「morgen〈my favorites〉」、「esprit※」、「彩り〈Couleur〉」、「La vie」、「SPRING※」、「妖精の距離」(ナミ・レコード)、「夕べのうた」、「夢」(音楽之友社)、「カンタービレ」、福田進一氏とのデュオ・アルバム「ブエノスアイレス組曲」、オムニバス・アルバム「アヴェ・マリア」(マイスターミュージック)をリリース。(※レコード芸術誌特選盤)
1997年度宮城県芸術選奨新人賞、2005年浜松ゆかりの芸術家顕彰受賞。2013年より大阪音楽大学特任教授を務めている。
使用楽器は将軍堂(株)(H.Hiruma)の貸与 Antonio Stradivari “Reichardt”,1680
■ 川畑陽子(ピアノ) Yoko Kawabata/Piano
5歳よりピアノを始め、桐朋学園大学音楽学部卒業。ニースやザルツブルクなどの音楽セミナーに参加し、記念コンサートに出演する。卒業後はソルフェージュ研究員を経て、1994年まで桐朋学園子供のための音楽教室講師を務めた。
在学中より演奏活動を始め、オランダにおける国際コンクールに伴奏者として参加。また1997年にはセヴィリアでの音楽祭、2013、14年には台湾にも招かれ、2015年より北ドイツ音楽祭に招聘されている。NHK-TVやNHK-FMコンサートにも出演。国内ではヴァイオリニスト森下幸路の共演者をしばしば務め、東京文化会館小ホールと仙台でのリサイタルでは「ピアニズムにおいても陰影の機微を解した表現の丹念さにおいても抜群の力量を感じさせる。」(音楽の友)と高い評価を受けている。また近年では、アレクサンデル・タンスマンやアントン・アレンスキーなどの知られざる名曲を広める会リサイタルシリーズなど、新しい分野でも意欲を見せている。
ピアノを徳丸聡子、ベラ・シキ、G.ヨハネセン、J.ファッシナーの各氏に、室内楽をH.ピュイグ=ロジェ、ゴールドベルグ山根美代子、三善 晃の各氏に師事。