天よりささやく万華鏡 ~フォーレの名曲の数々~
藤井一興 フォーレ室内楽演奏会
日時 | 2025年1月8日(水)19時開演(18時30分開場) |
---|---|
会場 | 豊洲シビックセンターホール(東京・豊洲) |
料金 | 全席自由 ¥4,500 |
出演 |
ピアノ:藤井一興 〈共演〉 ピアノ:秦 はるひ フルート:紫園 香 ヴァイオリン:浜 匡子 チェロ:横坂 源 |
曲目 |
〈フルートとピアノ〉 シシリエンヌ Op.78 パヴァーヌ Op.50 〈ピアノソロ〉 即興曲 第5番 嬰へ短調 Op.102 夜想曲 第6番 変ニ長調 Op.63 〈連弾〉 組曲「マスクとベルガマスク」 Op.112 〈フルートとピアノ〉 藤井一興/今賜るアッシジの聖フランチェスコの教え 〈ピアノソロ〉 藤井一興/ピアノのための モン・サン=ミシェル(日本フォーレ協会委嘱作品) 〈チェロとピアノ〉 エレジー Op.24 〈ピアノトリオ〉 ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120 〈フルートとピアノ〉 幻想曲 Op. 79 |
[チケット取扱い] ※ オンラインでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取りとなります。 ・ お電話でのお申込み TEL.03-3501-5638 チケットぴあ https://t.pia.jp/(Pコード 284145) [後援] 日本フォーレ協会 [コンサートマネジメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
■ 藤井一興(ピアノ) Kazuoki Fujii/Piano
東京藝術大学3年に在学中、フランス政府給費留学生としてフランスに渡り、パリ国立高等音楽院を作曲科、ピアノ伴奏科を共に1等賞で卒業。また、パリ・エコール・ノルマルでピアノ科を高等演奏家資格第1位で卒業。その間、作曲をオリヴィエ・メシアン、ピアノをイヴォンヌ・ロリオ、マリア・クルチオに、また、ピアノ伴奏をアンリエット・ピュイグ=ロジェの各氏に師事。
1976年以来入賞したコンクールは、メシアン国際コンクール第2位、クロードカーン国際コンクール第1位大賞、モンツァ国際コンクール第1位、マリア・カナルス国際コンクール第2位をはじめ10以上に及ぶ。
ヨーロッパ各地や日本国内でのソロ・リサイタルや室内楽、オーケストラとの協奏曲のほか、フランス国営放送局をはじめとするヨーロッパ各地の放送局や日本のNHKでの多くの録音・録画など幅広い活動を行っている。
既に30枚以上のCDをリリース。世界初のフォーレ・ピアノ作品全集の校訂を担当(春秋社)。作曲家としても多くの作品が演奏・録音されている。また、多くの国際コンクールで審査員を務めている。
東邦音楽大学大学院教授、東邦音楽総合芸術研究所教授、桐朋学園大学特任教授。
■ 秦 はるひ(ピアノ) Haruhi Hata/Piano
東京藝術大学付属音楽高等学校を経て、同大学、同大学院を修了。在学中より邦人作品初演を盛んに行い、バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持っている。ドビュッシー国際コンクール第1位受賞後、ソロを中心に活動。2006年より9年間、パリにてピアノ研修を主宰。卒業と同時に同大学講師となり、36年間後進の指導にもあたり、門下からは国際コンクール入賞者も多数輩出。
近年では、ヨーロッパの夏期講習、国際コンクールにも招かれる。批評活動、演奏会プロデュースも手がける。2024年カール・チェルニーコンクール設立。現在、東邦音楽大学大学院特任教授、アトリエ・アッシュ主宰。
■ 紫園 香(フルート) Sion Kaori/Flute
東京藝術大学附属高校・同大学を各首席で卒業、同大学院修了。C.P.E.バッハの研究論文により藝術学修士。皇居にて御前演奏。渡欧し、フルートの巨匠M.モイーズに師事、マスターコース修了。
第7回「万里の長城杯」国際コンクール他、入賞多数。NHK洋楽オーディション入選。外務省招聘等により世界24ヶ国でリサイタル開催。ジュネーヴ国際芸術祭、ブラジル移民110周年記念音楽祭、韓国復興節音楽祭をはじめ国際音楽祭招聘多数。日伯親善賞受賞。国内主要ホールでの演奏は 「音楽の友」誌で年間コンサートベスト1位に選出され、CDも「ぶらあぼ」「レコード芸術」他各誌で特選CDに選出される等、常に高い評価を得ている。曲集、著書3冊、CD17枚を発売中。
世界の音楽教育にも尽力し、ケニアコイノニア教育センター特別講師。ブラジル音楽団体Soli Deo Gloria顧問。日本クリスチャン音楽大学教授。
■ 浜 匡子(ヴァイオリン) Kyoko Hama/Violin
上野学園大学卒業。桐朋学園大学音楽学部研究生弦楽器専攻修了。第6回日本クラシック音楽コンクール大学生の部全国大会3位受賞。第10回大阪国際音楽コンクール・デュオ部門にてエスポワール賞受賞。演奏活動の他、後進の指導にも力を入れ、日本クラシック音楽コンクール優秀指導者賞を2度受賞。
2019年に初のCDアルバムをリリース。2023年5月、恩師の藤井一興氏と共に東京にてリサイタルを開催。その内容が高く評価され、「音楽の友」及び「ムジカノーヴァ」の講評欄にて紹介される。更に「音楽の友」2024年2月号の評論家による「2023年開催コンサートのベスト10 」に選出される。2024年4月より桐朋学園大学音楽学部嘱託演奏員。ヴァイオリンを江藤俊哉氏・大島晶子氏・篠崎功子氏・水野佐知香氏に、室内楽を藤井一興氏に師事。
■ 横坂 源(チェロ) Gen Yokosaka/Cello
新潟市出身。第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位、第15回出光音楽賞、第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
13歳で東京交響楽団との共演でデビュー。豊かな音楽性やイマジネーションが卓抜したテクニックで表現され、「力強く、豊かで、円熟した音色、そして高い集中力と、何よりも情熱的で生き生きとした演奏」(ハレール・タグブロット)など、各誌で絶賛されている。桐朋学園女子高等学校を卒業後、ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。
録音では、『J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集(ピアノ:藤井一興)』、『シューマン&メンデルスゾーン(ピアノ:加藤洋之)』をリリースし、レコード芸術誌で特選盤に選ばれた。