中村ゆかり(Vn)& ブルーノ・カニーノ(Pf)
“3大B” デュオリサイタル ~心の旅~
日時 |
2023年9月27日(水)19時開演(18時30分開場) |
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会場 | HAKUJU HALL(東京・富ヶ谷) |
料金 |
全自由席 ¥4,000、学生¥2,000 |
出演 |
ヴァイオリン:中村ゆかり ピアノ:ブルーノ・カニーノ |
曲目 |
J.S.バッハ/ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016 ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108 J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティ―タ 第3番 ホ長調 BWV1006 より ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」 |
[特別協賛] 株式会社 ニフコ https://www.nifco.com/ [チケット取扱い] チケットぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード 241776) ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) ※ミリオンチケットでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取り。 [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
■ 中村ゆかり(ヴァイオリン) Yukari Nakamura/Violin
16歳で渡仏し、滞欧生活20年以上になり、その長いヨーロッパ生活の中で、ヴァイオリンの研鑽と共に、深い演奏表現を求めて、作曲家たちの生涯や歴史的背景を学び、その文化の重みや欧州芸術の深さを体に感じながら感性を磨き、名ヴァイオリニストのヘンリック・シェリング氏に師事して、真に人の心に語りかけられる演奏を学ぶ。「楽器をたっぷり鳴らせる見事な運弓法から生まれる甘美でふくよかな音色で、往年の巨匠たちを想わせるようなロマンティックで恍惚とした世界に誘う」と評される本格的な実力派ヴァイオリニスト。超絶技巧のテクニックも得意としている。
2004年「世界の巨匠」ブルーノ・カニーノ氏と運命的に出会い、「ゆかりとはいつでも共演したい。貴女と共演出来る喜びに感謝します」と認められて2005年より数多く共演し、音楽評論家たちより「このデュオの芸格の高さ」「まさに切れば血の出るような演奏」「この巨匠と完全に互角に渡り合っていた中村」「詩的情感に溢れた非常に多彩な表現」等と高評を得ている。
3歳半より鷲見三郎氏に師事し、桐朋女子高校音楽科1年16歳でフランスに渡り、パリ国立高等音楽院に入学。卒業後スイスのジュネーヴ音楽院を経てベルン音楽院でスイスで最高の博士号「ソリスト賞」を得る。
スイスのヌシャテル交響楽団のコンサートマスターに招聘され、ソリストとしてもスイス、フランス、イタリア等ヨーロッパ各地でコンサートを行い、主要な新聞から高評を得る。
日本でも東京をはじめ各地でコンサートを行い、フランスの名ピアニスト、ミシェル・ダルベルト氏や、日本を代表する名ピアニスト藤井一興、小林道夫両氏らと共演し、NHK-FMの公開録音等幅広く活躍し、CD「フランス物語」と「ウイーン物語」をリリースする。
中村の幅広い内容のトークも好評で、数多くのトーク・コンサートを行い、「ヨーロッパ音楽の真髄を感じさせる演奏とトーク」と定評を得ている。教会でのコンサート、絵画芸術とのコラボによる美術館でのトーク・コンサートも行い、両親の介護を通じて社会福祉活動にも取り組み、病院や老人ホームでの演奏会、お寺での奉納演奏も行なっている。
昨年東京文化会館で行った中村のリサイタルが、権威ある音楽評論家によって2022年度の「コンサートベストテン」に選ばれる(音楽の友)。
■ ブルーノ・カニーノ(ピアノ) Bruno Canino/Piano
「世界の巨匠」と言われる、世界的ピアニスト。87歳になった現在でも欧米をはじめ世界中を飛び回っており、年間300回以上の演奏会をこなし、その心のこもった優しい詩情あふれるタッチと、情熱的な深い表現で、世界中の聴衆に感動を与え続けている。
1935年イタリアのナポリ生まれ。ナポリ音楽院とミラノのヴェルディ音楽院においてピアノと作曲を学び、56年、58年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール入賞、60年ダルムシュタット国際コンクール入賞。クラウディオ・アバド、リッカルド・ムーティ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、リッカルド・シャイー、ピエール・ブーレーズ等の指揮で、ベルリン・フィル、イギリス室内管、フランス国立管、ミラノ・スカラ座管、ニューヨーク・フィル、サンタ・チェチーリア管、フィラデルフィア管、アムステルダム・コンセルトヘボウ管、アンサンブル金沢等、世界有数のオーケストラに招かれて共演してソリストとして名声を博し、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本、アジア、ロシア等世界各地の主要なホールで活躍し、数々の初演も手掛けている。
室内楽にも大変意欲的で、サルヴァトーレ・アッカルド、イツァーク・パールマン、ヴィクトリア・ムローヴァ、オーレル・ニコレ、セヴェリーノ・ガッゼローニ、ハインツ・ホリガー等、共演した世界最高峰のソリストたちからの信望も高く、現在も世界中からの演奏のオファーが後を絶たない。
『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』『ドビュッシー:ピアノ作品全集』等レコード録音も多数あり、ヨーロッパをはじめ、世界の数々の国際音楽コンクールの審査員を務めている。
ジェノヴァ・ユースオーケストラの芸術監督、1999年から2001年までイタリアのヴェネツィア音楽祭で芸術監督を務める。ミラノ音楽院において24年間教授を務め、スイスのベルン音楽院ではピアノと現代音楽のマスタークラスの教授を11年間務める。現在はマドリッドで教鞭をとる。1990年代から現在まで1年おきに「草津夏期国際音楽アカデミー」の教授を務めている。