紫園 香 デビュー40周年記念フルート リサイタル
〜時空を超えて〜
日時 |
2022年10月17日(月)19時開演(18時15分開場) |
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会場 | 東京文化会館 小ホール(東京・上野) |
料金 |
全席自由 ¥5,000 |
出演 |
フルート:紫園 香 ハープシコード:森岡奈留子(藤井一興代演) →出演者変更のお知らせ ヴァイオリン:沼田園子 チェロ:北本秀樹 |
曲目 |
J.S.バッハ(1685〜1750)/ソナタ ホ短調 BWV526(W.& G.キルヒナー編) J.S.バッハ/トリオソナタ ト長調 BWV1038 J.S.バッハ/フルートソナタ ロ短調 BWV1030 ヴィラ=ロボス(1887〜1959)/フルートとチェロのための「ジェット=ホイッスル」 藤井一興(1955~)/「今賜わるアッシジの聖フランチェスコの教え」(委嘱 世界初演) B.マルティヌー(1890〜1959)/フルート、ハープシコード、ヴァイオリンのための「プロムナード」 |
[後援] (一社)日本フルート協会 (一社)日本クラシック音楽協会 [協力] 村松楽器販売株式会社 SIONの風プレイズ・ミニストリーズ [チケット取扱い] 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 https://www.t-bunka.jp/tickets/ チケットぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード 219419) ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) ※ミリオンチケットでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取り。 [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
◆ 紫園 香(フルート) Kaori Sion/Flute
東京藝大音楽学部器楽科管楽器部門首席卒業。同大大学院修了、C.P.E.バッハの研究論文により芸術学修士。皇居桃華楽堂において御前演奏。
フルートを川崎 優、吉田雅夫、金昌国、一木瑛美、A.マリオン、H.P.シュミッツ、大友太郎、三上明子、三浦由美、室内楽を細野忠興、アンリエット・ピェイグ=ロジェの各氏に師事。1997〜98年、スイスにおいてフルートの巨匠マルセル・モイーズの薫陶を受け、マスターコース修了。
NHK洋楽オーディション入選、以来NHK-FM・TV出演多数。第7回「万里の長城杯」国際コンクール入賞。85年以来、外務省招聘「文化交流使節団」等により世界24ヵ国でリサイタル。ジュネーヴ国際芸術祭、ハープコングレスをはじめ国際音楽祭招聘多数。国内でも東京文化会館、サントリーホール、紀尾井ホール等、全国主要ホールでリサイタルを多数開催、常に高い評価を得ている。フルートオーケストラ「ムジカ・フィオーレ」コンサートマスターを10年間務める。
現在、日本クラシックコンクール審査員、日本バプテスト連盟東京バプテスト神学校教会音楽科、ムラマツ・フルート・レッスンセンター、ユーオーディア・アカデミー各講師。アフリカ・ケニア「コイノニア教育センター」特別講師、ブラジル・サンパウロ「Soli Deo Gloria」顧問。キリスト品川教会音楽伝道師。ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)親善大使。SIONの風プレイズ・ミニストリーズ主宰。多くの後進も育成。その多彩な活動はNHK-FM・TV、スイス放送はじめ世界中のメディアで大きく報道されている。
14枚のオリジナルCD、曲集「Bless you」、著書「愛の風がきこえる」「フルート×骨ストレッチ」(松村卓氏と共著)を発売中。2021年に開催したリサイタルが、音楽の友誌「年間コンサート・ベストテン」において第1位(選者:柴田龍一氏)に選出される。
◆ 森岡奈留子(ハープシコード) Naruko Morioka/Harpsichord
桐朋学園大学でピアノを雨田のぶ子、クラヴサンを鍋島元子氏に師事。卒業後、スコラカントルム及びパリ国立高等音楽院で学ぶ。クラヴサンをH.ドレフュス、R.V.ラクロワ、通奏低音奏法をL.ブーレイ、室内楽をCh.ラルデに師事。パリ国立高等音楽院をクラヴサン、通奏低音奏法、室内楽を1等賞を得て卒業。室内楽第3課程も修了。マルメゾン音楽院クラヴサン科最優秀賞。パリ国際コンクール、ナント国際コンクール入賞、ボルドー国際コンクール銀賞。アングレム国立音楽院、リモージュ国立音楽院、神戸女学院大学で後進の指導にあたった。ソリスト、室内楽奏者として幅広い演奏活動を行なっている。
◆ 沼田園子(ヴァイオリン) Sonoko Murata/Violin
東京藝大弦楽科を首席で卒業。同大大学院博士課程単位習得。パガニーニ生誕200年祭国際コンクール第3位、マリア・カナルス国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門第2位、アルベト・クルチ国際コンクール第5位。日本音楽コンクール作曲部門における演奏に対してコンクール審査委員会特別賞受賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞受賞、静岡県文化奨励賞を受賞。
1990年より25年にわたり水戸室内管弦楽団の常任メンバーとして活躍。ソリストとして国内主要オーケストラ、海外のオーケストラとも共演するほか、コンサートミストレスとしても客演。国内外の音楽祭にそれぞれ演奏家、講師として招待される。ロンドン、パリ、プラハ、ワルシャワ、ミュンヘン、クレモナなど、ヨーロッパ各地での演奏会においても大変好評を得る。
各ホール主催企画のコンサート出演や、ファイン・デュオとしてのリサイタルを全国各地で開催し、内外の一流演奏家とも共演するなど、室内楽においても常に高い信頼を得ている。2015年弦楽四重奏団、カルテット・プラチナムを結成し、年2回の定期公演を重ねる。
CD日本の響Vol.1「悲歌」、2「哀愁の日本」、 3「妖精の距離」、4「お百度詣〜日本人女性作曲家の系譜」(全4枚)をカメラータ・トウキョウより、ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ全曲(全4枚)をアート・ユニオンよりリリースし、各雑誌で絶賛される。
現在、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学教授。
◆ 北本秀樹(チェロ) Kitamoto Hideki/Violoncello
札響創立メンバーであった父のもと5歳からヴァイオリンを学ぶ。10歳でチェロを始める。桐朋女子高校音楽科(男女共学)卒業。桐朋学園ディプロマ・コースを経て文化庁海外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。1973年第42回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位入賞。80年第15回民音室内楽コンクール優勝。
96年まで21年間東京フィル首席奏者。88年香港で行われた第12回アジア芸術祭における武満 徹の『オリオンとプレアデス』、94年チューリッヒ室内管弦楽団来日公演ソリストとしての演奏が絶賛されるなど、内外のオーケストラとの協奏曲共演多数。81年から東京はじめ各地でリサイタルを開催。弦楽四重奏団歴は通算30年を超え、92年から2006年まではエレオノーレ弦楽四重奏団メンバーとしてベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会を2回達成。1995年、2006年、2度の欧州ツアーを成功に導くなどきわめて高い評価を得た。
1989年より日本音楽コンクール・チェロ部門、ビバホール・チェロ・コンクール等の審査員を歴任。東京藝術大学、山形大学において長年指導。
現在、桐朋学園大学、桐朋芸術短期大学で後進の育成にあたる。