室内楽への誘い Vol.6
7組のトリオによる ベートーヴェン/ピアノトリオ全曲演奏会
日時 | 2022年10月1日(土)16時開演(15時30分開場) |
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会場 | 浜離宮朝日ホール(東京・築地) |
料金 | 全席自由 前売り¥7,000、当日¥8,000 |
出演 |
第1番 変ホ長調 Op.1-1 ピアノ:佐々木祐子 ヴァイオリン:松井利世子 チェロ:金子鈴太郎 第2番 ト長調 Op.1-2 ピアノ:佐藤郁帆 ヴァイオリン:竹林真弓 チェロ:武井英哉 第3番 ハ短調 Op.1-3 ピアノ:小田裕之 ヴァイオリン:中村ゆか里 チェロ:菊川 真 第4番 変ロ長調 Op.11「街の歌」 ピアノ:松本 望 クラリネット:安藤友香理 チェロ:安保有乃 第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」 ピアノ:前田勝則 ヴァイオリン:山中 光 チェロ:津留崎直紀 第6番 変ホ長調 Op.70-2 アマービレピアノトリオ ピアノ:尾池真生子 ヴァイオリン:山下真澄 チェロ:中島真理 第7番 変ロ長調 Op.97「大公」 ピアノ:田中あかね ヴァイオリン:瀬﨑明日香 チェロ:海野幹雄 使用ピアノ/ベヒシュタイン フルコンサートD282 |
[主催] 一般社団法人 オフィスアドルフ TEL.0283-24-2575 [協賛] (株)ベヒシュタイン・ジャパン [後援] 公益社団法人 日本演奏連盟 [顧問] 中野 雄(音楽プロデューサー) 浅岡弘和(音楽評論家) 新田 孝(指揮者) [チケット取扱い] チケットぴあ https://t.pia.jp/ Pコード 218759 [マネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
■ 第1番 変ホ長調 Op.1-1
佐々木祐子(ピアノ) Sasaki Yuko/Piano
桐朋学園音楽部門附属子供のための音楽教室を経て、同附属音楽高校、大学、同大アンサンブルディプロマコースを修了。パリ国立高等音楽院に留学し、大学院課程室内楽科修了。第8回トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクール最高位、併せてシューベルトの演奏に対し特別賞受賞。ヴィットリオ・グイ国際コンクール第3位。オーストリア国際音楽祭でピアノ・ソロ部門優秀賞。
藤井一興、野平一郎、阿部美果子、玉置善己、C.イヴァルディの各氏に師事。(一財)地域創造「公共ホール活性化事業」アーティスト。東京藝術大学室内楽科講師、桐朋学園大学嘱託演奏員、上野学園大学講師を経て、現在、昭和音楽大学講師を務める。
松井利世子 Riyoko Matsui/Violin
桐朋学園大学卒業後、同大学研究科修了。国内外のコンクールで優秀な成績を収め、 大学在学中にコロムビアMEより1stアルバムをリリース。国際音楽コンクールIBRA Grand Prize(伊)において最高位並びにバッハ賞、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール(伊)第2位を受賞。翌年催されたIBRAガラコンサート(米)に招かれ、NYカーネギーホール等、数都市でのツアー公演に出演。デビュー10周年記念のコンサートは、記念CD「シューマン:ヴァイオリンソナタ」と共に好評を博す。「音楽の友」に『松井のアプローチは実に自然である。緊張と弛緩、明暗や動静といった相反するファクターを鮮やかに対比させながら提示し緊密で凝縮された音楽世界を丹念に構築している。』と好評される。
現在はソロ活動の他、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア、東京春音楽祭・ムーティ指揮の特別編成オーケストラ等で活動中。
金子鈴太郎(チェロ) Rintaro Kaneko/Violoncello
桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。国内外のコンクールで優勝、入賞。2003〜07年大阪交響楽団首席チェロ奏者、07~08年同団特別首席チェロ奏者。現在は各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ等で活躍中。トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ首席、Super Trio 3℃、長岡京室内アンサンブル、東京バロックプレイヤーズ各メンバー。Music Dialogueアーティスト。
■ 第2番 ト長調 Op.1-2
佐藤郁帆(ピアノ) Ikuho Sato/Piano
東京藝大音楽学部附属音楽高校、東京藝大卒業。ドイツ国立マンハイム音大芸術養成課程、演奏家課程(Konzertexamen)を最高点で卒業。ドイツ国家演奏家資格を取得。ドイツ・エットリンゲン青少年の為の国際ピアノ・コンクールA部門第2位。日本ピアノ教育連盟オーディション全国大会出場、入賞者演奏会に出演。バーデン・バーデン・フィル、TIAAフィルと共演。ドイツ地元新聞批評で「非常に力強く、巨匠的な演奏」と評される。東京、大阪、山口、徳島でソロ、デュオ、室内楽リサイタルを開催、好評を得る。近年は乳幼児親子のためのコンサートにも力を入れている。
これまでに、金原美津子、安倍紀子、中島和彦、原 佳大、原 信子、堀江孝子、佐藤 俊、種田直之、R.ベンツ、G.マリオッティ各氏に師事。2009〜18年聖心女子専門学校非常勤講師。現在、ソロ、室内楽、伴奏等の演奏活動を行う傍ら、後進の指導に当たる。
竹林真弓(ヴァイオリン) Mayumi Takebayashi/Violin
5歳よりヴァイオリンを始める。東京芸大音楽学部附属音楽高校を経て、東京芸大音楽学部を卒業。これまでにヴァイオリンを、西川重三、大谷康子、浅井千裕、山口裕之の各氏に師事。第3回全日本ソリストコンテストにおいて奨励賞受賞。1996年モーツァルト・アンサンブル・オーケストラ特別演奏会でモーツァルトの協奏曲を共演。2013年諏訪クァルテット結成。北欧音楽祭すわに出演。現在、ソロ、室内楽奏者、オーケストラの客演奏者など幅広く演奏活動を行うほか、後進の指導、アンサンブル指導、コンクール審査員など講師活動も行なっている。諏訪クァルテット・メンバー、アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾ団員、フェリーチェ弦楽アカデミー主宰。
武井英哉(チェロ) Hideya Takei/Violoncello
7歳より才能教育でチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部を経て、同大研究科を修了。第59回桐朋学園室内楽演奏会に出演。第2回アルゲリッチ音楽祭に桐朋学園オーケストラ首席奏者として同行。在学中、長野アスペン音楽祭で奨励賞を受賞し、米国アスペン音楽祭に派遣される。1998年ヴィンシャーマン率いるドイツ・バッハ・ゾリステン日本公演に同行。2000年諏訪交響楽団とエルガーのチェロ協奏曲を演奏。02年長岡京室内アンサンブルに参加。05年ヴィルトゥオーゾ若い芽のコンサートと題してチェロリサイタルを埼玉県で開催し好評を博す。同年京都フランス・アカデミーに参加し、バロック奏法をアレット・ズヴェストラ氏に師事。08年福岡シンフォニーホールでブルッフ作曲チェロと管弦楽のための「コル・ニドライ」を独奏。チェロを青木十良氏に師事。現在フリーの奏者としてオーケストラ、室内楽などで活動中。アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾ、諏訪クァルテット・メンバー。フェリーチェ弦楽アカデミー代表。
■ 第3番 ハ短調 Op.1-3
小田裕之(ピアノ) Hiroyuki Oda/Piano
1987年小学校6年生の時、日欧合唱交流使節団(旭川市)ジュニアの部ピアニストとしてボン、ウィーン、バチカンを回る演奏旅行に参加した。 98年桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業し、NTTdocomo 奨学金を授与された。その後プラハ芸術アカデミーで研鑽を積んだ。文化庁助成演連コンサート、日本ショパン協会パウゼ・シリーズ他でリサイタル。大阪センチュリー響、フィラルモニカ・ブラショフと共演。2019年音楽現代3月号において「邦人“昇龍”ピアニスト12人を推す(著:浅岡弘和)」に紹介された。20年には「第5回ソナタコンクール」オープニングセミナーで講演、マスタークラス講師を務めた。
現在、桐朋学園大学非常勤講師。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員、14年度ピティナ特別指導者賞受賞。国際マルティヌー協会会員。日本ショパン協会正会員。
中村ゆか里(ヴァイオリン) Yukari Nakamura/Violin
東京藝大音楽学部附属音楽高校卒業後、パリ国立高等音楽院に首席で入学し、修士課程を経て卒業。江藤俊哉ヴァイオリン・コンクール第2位、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第2位(1位なし)、日本ヴァイオリン・コンクール銀賞、江戸川新人コンクール第1位、他多数入賞。フランスのCD会社カシオペから『ヴィエルヌのヴァイオリンソナタ』をリリースする。神奈川フィル、マッシーオペラ管、江戸川フィル、藝高同窓会記念オーケストラと共演。平成28、29年度長野市芸術館登録アーティスト。桐朋学園大学音楽部の非常勤講師を経て、現在は演奏活動やアウトリーチにも力を入れている。(公財)日本芸術協会奨学生。
菊川 真(チェロ) Makoto Kikukawa/Violoncello
3歳よりヴァイオリンを始め、7歳でチェロに転向。明治大学法学部法律学科卒業。在学中、J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲演奏会を同大学で開催し、法学部学部長表彰を受賞。桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ修了。同大学室内楽演奏会にピアノ・トリオで選抜。調布音楽祭、ル・ポン国際音楽祭2018赤穂・姫路等に参加。日本クラシック音楽コンクール弦楽部門全国大会第5位。第40回霧島国際音楽祭賞受賞。これまでにチェロをシン・広京、菅野博文、堤 剛の各氏に師事。室内楽を三輪 郁、長谷川陽子、松谷園子、練木繁夫、池田菊衛、藤原浜雄、堤 剛の各氏に師事。
■ 第4番 変ロ長調 Op.11「街の歌」
松本 望(ピアノ) Nozomi Matsumoto/Piano
北海道出身。東京藝大大学院修士課程作曲専攻修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科首席卒業。2003年東京文化会館主催合唱作品作曲コンクール最優秀賞。07年第4回リヨン国際室内楽コンクール、09年第55回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノ・トリオ部門でそれぞれ第1位受賞。在学中より作曲と演奏の両分野で活動を展開し、作曲では近年、全日本合唱コンクールやNHK全国学校音楽コンクールの課題曲の作曲者となり注目を集める。演奏ではアンサンブルを中心に活動、国内外のアーティストと共演を重ねている。
現在、洗足学園音大作曲科、国立音大ピアノ科、各非常勤講師。東京藝大弦楽科伴奏助手。
安藤友香理(クラリネット) Yukari Ando/Clarinet
千葉県出身。東京藝大音楽学部卒業、同大学院修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。これまでにクラリネットを松元 香、山本正治、三界秀実、伊藤 圭、野田祐介の各氏に師事。2016セイジ・オザワ松本フェスティバルにおいて、OMFオペラ「子どもと魔法」に参加。19、20年度日本演奏連盟・宗次エンジェル基金新進演奏家国内奨学金制度奨学生。第36回ヤマハ管楽器新人演奏会クラリネット部門出演。DAC若手演奏家リサイタルシリーズ“ホップステップ”出演。Philippe Berrod氏講師によるNONAKAクラリネットアカデミー2018においてセルマー・パリ奨励賞を受賞。
安保有乃(チェロ) Yuno Ambo/Violoncello
4歳より才能教育研究会でチェロを始める。東京藝大附属音楽高校を経て、東京藝大を同声会賞、並びにアカンサス音楽賞を受賞して卒業。現在、同大大学院修士課程を休学し、昨年10月より奨学生としてパリ・エコール・ノルマル音楽院で研鑽を積む。2022年室内楽科(チェロとピアノ)を審査員満場一致の賞賛付き、並びに飛び級で高等コンサーティスト課程(最高課程)のディプロマを取得し修了。第14回ビバホールチェロコンクール第2位、第13回同コンクール第3位など、受賞多数。ラ・フォル・ジュルネ、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭などに出演。
これまでに寺田義彦、川上 徹、河野文昭、山本裕康、中木健二、アンリ・ドゥマルケットの各氏に師事。
■第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」
前田勝則(ピアノ) Katsunori Maeda/Piano
東京学芸大学卒業。東京藝大大学院首席修了、NTTドコモ奨学金を授与される。ピティナ・ピアノコンペティション・デュオ部門特級最優秀賞受賞をはじめ、吹田音楽コンクール、かずさアカデミア音楽コンクールなどに上位入賞。NHK-FM「土曜リサイタル」、東京文化会館新進音楽家デビュー・コンサート、ABC新人コンサート、日演連推薦/新人演奏会などのオーディションに合格。現在、継続したリサイタル活動の他、特に合唱分野のアンサンブルでは多くの演奏会に出演、録音も多数。YouTubeチャンネル「pianomaedaful」(チャンネル登録者数約5万人)でピアノ・ソロ演奏動画を配信中。
これまでにピアノを徳万良子、石橋史生、植田克己の各氏に、歌曲伴奏を星野明子氏に師事。
山中 光(ヴァイオリン) Hikaru Yamanaka/Viokin
5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝大卒業。在学中「安宅賞」受賞。第42回日本音楽コンクール入選。第26回文化放送音楽賞受賞。パガニーニ国際コンクール「ディプロマ」。リサイタルを10回開催。東京ヴィヴァルディ合奏団、新ヴィヴァルディ合奏団の首席奏者を歴任。1990~99年まで新星日響コンサートマスターを務める。ヴァイオリンを高杉忠一、久保田良作、兎束龍夫、山岡耕作の各氏に、室内楽を浅妻文樹、松下修也、海野義雄の各氏に師事。イソ弦楽四重奏団の長年の活動を経た後、東京ベートーヴェンカルテットの1stヴァイオリンを97~2013年まで務める。また、日本の主要オーケストラの客演コンサートマスターとしても活動。
現在、武蔵野音大非常勤講師。新アドニス弦楽四重奏団団員。
津留崎直紀(チェロ) Naoki Tsurusaki/Violoncello
30年以上在籍したリヨン歌劇場を、ソロ・作曲活動に専念するため辞して2011年帰国、東京で6回に亘りベートーヴェンから現代に至る自作曲を含むチェロ独奏曲と室内楽曲の連続演奏会を開催。以来、ソロ室内楽奏者としてフランスと日本で積極的な演奏活動を行っている。リヨン室内管弦楽団、北海道響、小林道夫、植田克己、野平一郎、海老彰子各氏と共演。フランス・エクサン・プロヴァンス音楽祭、ベルリオーズ音楽祭、ドイツ・ルール音楽祭等に出演。バッハ「無伴奏チェロ組曲」全曲CDは「レコード芸術」誌で準特選を得る。
■第6番 変ホ長調 Op.70-2
アマービレピアノトリオ
尾池真生子(ピアノ) Makiko Oike/Piano
東京藝大音楽学部附属音楽高校、同大学卒業。1983年新日本フィルとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を共演しデビューする。N響メンバーによる室内楽の夕べに特別出演。87〜88年フィリピンに在住し、ステラ・ブリモ女史に師事。94年ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を共演。95〜97年スイス・ジュネーヴ在住。その間室内楽をハビブ・カヤレ氏に師事。アマービレピアノトリオでジュネーヴ音楽祭、NHK-FM名曲リサイタルに出演。2007年より韓国ソウル、10年よりスイス・ジュネーヴに赴任し、韓国、ジュネーヴ、セルビア等で娘の亜美と共演。17年ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにトリオで出演。19年耕心館においてトリオで〈ベートーヴェンの夕べ〉を開催。
これまでに建部順子、三浦 浩、片岡みどり、小林 仁の各氏に師事。現在室内楽、伴奏を中心に演奏活動を行っている。
山下真澄(ヴァイオリン) Masumi Yamashita/Violin
東京藝大音楽学部附属音楽高校、同大学卒業。在学中よりNHK-FMに出演。安宅賞受賞。皇居桃華楽堂において御前演奏。1985年東京、大阪においてデビュー・リサイタル開催。桐朋学園大学音楽学部研究生2年修了。88〜90年イギリス・オックスフォードに在住し、ロンドン、オックスフォードにおいて演奏活動を行う。95〜98年中国・北京に在住し、北京音楽庁においてリサイタル、「長城の春音楽祭」に出演。2003年警察庁音楽隊「ニューイヤーコンサート」でブルッフ/ヴァイオリン協奏曲を、12年アマービレピアノトリオでベートーヴェン/トリプ・ルコンチェルトを共演。16年項耕心館においてブラームス/ソナタ全曲リサイタル開催。その他仙台、盛岡、京都にてリサイタル開催。
これまでに寺師隆子、鷲見三郎、東儀祐二、海野義雄、久保陽子、原田幸一郎の各氏に師事。現在 目黒区クラシック音楽家協会、リマト室内合奏団、東京ハルモニア室内オーケストラで演奏活動を行っている。
中島真理(チェロ) Mari Nakashima/Violoncello
東京藝大音楽学部附属音楽高校を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。1998年霧島国際音楽祭に参加。ナターリャ・シャホフスカヤ氏に師事。同年サントリーホールにおいて室内楽の夕べにピアノ四重奏で出演。翌年ベートーヴェンのトリプル・コンチェルトを共演。東京藝大音楽学部附属音楽高校を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。1998年霧島国際音楽祭に参加。ナターリャ・シャホフスカヤ氏に師事。同年サントリーホールにおいて室内楽の夕べにピアノ四重奏で出演。翌年ベートーヴェンのトリプル・コンチェルトを共演。
92年アマービレピアノトリオを結成し、カザルスホールにおいてデビュー・リサイタル開催。2002年アマービレピアノトリオ結成10周年に紀尾井ホールにおいて演奏会を行う。元宝塚平みち氏と東京オペラシティ近江楽堂においてコンサート開催。04~11年中目黒GTプラザホールにおいてトリオでコンサートを行う。19年荻窪音楽祭で娘の満音とトリオで共演。21年代官山ヒルサイドプラザホールにおいてアマービレピアノトリオ・コンサートを開催。
堀江泰氏、井上頼豊、毛利伯郎の各氏に師事。現在、室内楽を中心に演奏活動を行っている。
■第7番 変ロ長調 Op.97「大公」
田中あかね(ピアノ) Akane Tanaka/Piano
東京芸藝大音楽学部器楽科及び同大大学院修了。在学中、安宅賞受賞。藝大オーケストラと共演。ミュンヘン国立音大マイスターコース修了後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑚を積む。全日本学生音楽コンクール、日本モーツァルト音楽コンクール等に入賞。1993年東京文化会館でデビュー・リサイタル。約20年にわたりドイツで活動する。毎年ミュンヘンのガスタイク等でリサイタル、朝日カルチャーセンター、学校訪問等レクチャー・コンサートも行う。製作責任者にハインツ・ヴィルトハーゲン氏を迎えたCDを3枚リリース。中島和彦、深沢亮子、笠間春子、田村 宏、ゲルハルト・オピッツ、ハンス・ライグラフの各氏に師事。上野学園大学音楽学部講師。一般社団法人オフィスアドルフ代表理事。
オフィシャルBLOG http://blog.livedoor.jp/akaneconcert/
瀬﨑明日香(ヴァイオリン) Asuka Sezaki/Violin
東京藝大附属音楽高校、同大学を首席卒業。文化庁派遣芸術家在外研究員としてパリ国立高等音楽院大学院修了。日本音楽コンクール第1位。L.モーツァルト国際コンクール、ヴィエニアフスキ国際音楽コンクール上位入賞。トリエステ国際室内楽コンクール最高位受賞。フォーバル・スカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクール優勝。これまでに日本の主要オーケストラ、ミュンヘン放送響、ドレスデン管等と共演。意欲的に欧州、国内外でソロ、室内楽、オーケストラとの共演で活動を展開。「コバケンとその仲間たちオーケストラ」コンサートミストレス。秋吉台ミュージックアカデミー講師、日本音楽コンクール審査等後進の指導にも携わる。
海野幹雄(チェロ) Mikio Unno/Violoncello
音楽一家に生まれる。バロック、古典派、ロマン派、現代音楽と幅広いレパートリーを持つマルチなチェリスト。全国の主要オーケストラへ定期的に首席奏者として客演。バロック楽器による演奏、編曲や指揮、即興も行う。毎年のソロ・リサイタルの他、横浜市イギリス館ではサロンコンサート「Salon de violoncello」を毎月開催、既に120回を超え好評を得ている。(一財)地域創造主催「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト、「こどものためのクラシック」登録アーティスト(ソニー⾳楽財団)。室内オーケストラARCUS(アルクス)、ピアノトリオ海(Meer)、作曲家・新垣 隆とのデュオ・オリゴ等、多くのグループに所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。
東邦音大講師。弦楽器専門誌「サラサーテ」2018年8月号では表紙&巻頭特集に起用され、注目を集めた。21年には2ndアルバム「白鳥~珠玉のチェロ小品集~」をリリース。コロナ禍以降、YouTubeにおいて「海野幹雄と仲間たち」という動画シリーズを定期的に配信。
オフィシャルサイト http://mikio-unno.com/