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32人のピアニストによる

ベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会

日時 2022年1月26日(水)・27日(木)14時開演(13時30分開場)
会場 東京文化会館小ホール(東京・上野)
料金 1日券・自由席 前売り ¥5,000、当日 ¥6,000
出演

1月26日:第1番〜第15番

第1番:田中あかね、第2番:青木駿太、第3番:橋場多恵子、第4番:北畠 稚、第5番:濱崎洋子、第6番:佐藤郁帆、第7番:後藤 泉、第8番:鷲宮美幸、第9番:藤本江利子、第10番:松原 聡、第11番:松下 舞、第12番:松本 望、第13番:中山ナミ子、第14番:石田雅代、第15番:佐々木京子


1月27日:第16番〜第32番

第16番:桝澤光彦、第17番:田中美千子、第18番:於保絵里、第19番:氷室明莉、第20番:武藤晴真、第21番:五味田恵理子、第22番:山本裕美子、第23番:田口千晴、第24番:白熊杏梨、第25番:小島慶子、第26番:齊藤美奈海、第27番:アンジェリー・チェン、第28番:安斎 航、第29番:小田裕之、第30番:遠山沙織、第31番:富岡紀香、第32番:中野孝紀

[主催]

  一般社団法人 オフィスアドルフ TEL.0283-24-2575

[後援]

  公益社団法人 日本演奏連盟

[チケット取扱い]

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

  チケットぴあ TEL.0570-02-9999 Pコード:205152

[マネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

[顧問]

  中野 雄(音楽プロデューサー)

  浅岡弘和(音楽評論家)

  新田 孝(指揮者)

32人のピアニストによる ベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会・チラシ

32人のピアニストによる ベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会・チラシ

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出演者プロフィール


1月26日(水)


第1番:田中あかね Tanaka Akane


 東京藝術大学音楽学部器楽科卒、同大学院修了。在学中、安宅賞受賞。藝大オーケストラと共演。ミュンヘン国立音大マイスターコース修了後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑚を積む。
 全日本学生音楽コンクール、日本モーツァルト音楽コンクール等に入賞。1993年東京文化会館でデビュー・リサイタル。約20年に亘りドイツで活動する。毎年ミュンヘンのガスタイク等でリサイタル、朝日カルチャーセンター、学校訪問等レクチャーコンサートも行う。製作責任者にハインツ・ヴィルトハーゲン氏を迎えたCDを3枚リリース。
 中島和彦、深沢亮子、笠間春子、田村 宏、ゲルハルト・オピッツ、ハンス・ライグラフの各氏に師事。上野学園大学音楽学部講師。一般社団法人オフィスアドルフ代表理事。
 http://blog.livedoor.jp/akaneconcert/


第2番:青木駿太 Aoki Shunta


 東京音楽大学3年在学中。付属高校在学中、コンサート「深沢亮子と門下生達」に出演。イタリアのヴィラサンドラピアノアカデミーにおいて演奏会に出演。
 第7回熊谷ひばりピアノコンクール金賞。第37回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会1位。第9回さくらの街熊谷ガラコンサート・オーディションにおいて1位(優秀賞)を受賞し、埼玉交響楽団と協奏曲を共演。
 これまでに栗栖麻衣子、内藤公美子、久保春代、樋口 愛、半澤佑果、石井克典、深沢亮子の各氏に師事。


第3番:橋場多恵子 Hashiba Taeko


 東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。同大学研究科1年修了後、パリ・エコール・ノルマル音楽院において研鑚を積む。全日本学生音楽コンクール北海道大会において小学校の部優秀賞、奨励賞。中学校の部奨励賞受賞。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会D級奨励賞(金・銅賞なし)、G級奨励賞(最高位)受賞。ラ・テスト・ド・ビュシュピアノコンクール(フランス)特別賞受賞。
 指導では、北関東ピアノコンクール最優秀指導者賞、日本クラシック音楽コンクール優秀指導者賞、ピティナ・ピアノコンペティション指導者賞受賞。
 現在、埼玉県立松伏高等学校音楽科ピアノ非常勤講師、全日本ピアノ指導者協会正会員。


第4番:北畠 稚 Kitabatake Waka


 東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒。
 ピアノを中島和彦、三木香代両氏に、オルガンを植田義子氏に師事。在学中、給費入学奨学金及び特待生奨学金を受ける。
 その後、オーストリア国立グラーツ音楽大学及び大学院ピアノ科を卒業。
 ピアノをアレクサンドル·ザッツ氏に師事。芸術修士号を取得。ウィーン·ベーゼンドルファー社より奨学金を授与される。
 これまでにソリスト及び伴奏者としてコンサート出演の他、声楽、バレエ、合唱指導、指揮法等、各種講座において伴奏ピアニストを務める。
 埼玉県立松伏高等学校音楽科非常勤ピアノ講師。


第5番:濱崎洋子 Hamazaki Yoko


 「クラシック音楽を気軽に気楽に聴いて欲しい」をモットーに、ソロ、デュオ、アンサンブル、伴奏などで演奏活動中。
 国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。在学中、ウィーン国立音楽大学サマーセミナーにおいて、ミヒャエル・クリスト氏のマスタークラスを修了。2009年、東京国際芸術協会の助成金により、ウィーンムジークセミナーにおいてJ.G.イラチェク氏のマスタークラスを、10年に同助成金によりモスクワ音楽院マスタークラスにおいてE.リヒテル女史のクラスをそれぞれ修了。
 18年、19年とクロアチアのナシツェにおいて、クロアチア人女流作曲家、ドラ・ペヤチェビッチを記念したコンサートに出演。また、Youtube「EY Piano Channel」でピアノ連弾の動画を展開中。


第6番:佐藤郁帆 Sato Ikuho


 東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、東京藝術大学卒業。ドイツ国立マンハイム音楽大学 芸術養成課程、演奏家課程を最高点で卒業。ドイツ国家演奏家資格を取得。
 ドイツ・エットリンゲン青少年の為の国際ピアノコンクールA部門第2位。日本ピアノ教育連盟オーディション全国大会出場、入賞者演奏会に出演。バーデン・フィル、TIAAフィルと共演。ドイツ地元新聞批評において「非常に力強く、巨匠的な演奏」と評される。東京、大阪、山口、徳島でソロ、デュオ、室内楽リサイタルを開催、好評を得る。
 近年は乳幼児親子の為のコンサートにも力を入れている。これまでに、金原美津子、安倍紀子、中島和彦、原 佳大、原 信子、堀江孝子、佐藤 俊、種田直之、R.ベンツ、G.マリオッティ各氏に師事。
 2009年〜18年 聖心女子専門学校非常勤講師。現在、ソロ、室内楽、伴奏等の演奏活動を行う傍ら、後進の指導に当たる。


第7番:後藤 泉 Goto Izumi


 桐朋学園高校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。同大学アンサンブル・ディプロマコース修了。田沢恵巳子、ゴールドベルク山根美代子、三浦みどり、P.ポンティエの各氏に師事。ウィーン・フィル首席奏者をはじめ海外のトップ奏者と数多く共演するほか、ソリストとしても内外のオーケストラと共演。
 ベートーヴェン交響曲(リスト編曲ピアノ版)第1番、第3番「英雄」、第4番、第6番「田園」、第9番「歓喜の歌」の3枚のCDをリリース。2020年ベートーヴェン生誕250年に向けて行われた、ピアノ・ソナタ全32曲のレクチャーコンサートが完結。続編としてベートーヴェン交響曲(リスト編曲ピアノ版)シリーズが行われるなど、様々な形での演奏活動を続けている。
 http://www.izumigoto.com/


第8番:鷲宮美幸 Washimiya Miyuki


 桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学ピアノ科卒業。
 在学中パリに留学。第56回日本音楽コンクールを皮切に、UFAM国際コンクールなど、多くのコンクールに入賞。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やイ・ムジチ合奏団のメンバー、ミッシャ・マイスキーなど国内外の著名なソリストと度々共演。
 「ピアノ&ピアニスト」(音楽之友社、2018年1月発行)の“日本の名ピアニストたち”にも選ばれた。
 現在、ソリスト、室内楽奏者、桐朋学園大学嘱託演奏員、オメガ・ピアノトリオのメンバーとして活躍。CDを数多くリリースし、いずれも高い評価を得ている。


第9番:藤本江利子 Fujimoto Eriko


 桐朋学園大学附属子供のための音楽教室、桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学、ハンガリー国立リスト音楽院で学ぶ。
 山田朋子、竹内啓子、御木本澄子、恩田明香、A.ケメネシュ各氏に師事。井上直幸、F.ラドシュ各氏の薫陶を受ける。
 全日本学生音楽コンクール、ローマ国際ピアノ・コンクール、東京国際芸術協会オーディションに入選入賞。
 成徳短期大学非常勤講師。2018年よりコンサートシリーズ『ふたりのフランツ』を野島恵美氏(Pf)と開催、文化庁『文化芸術活動の継続支援事業』に採択。平野玲音氏(Vc)のリサイタル共演を務めた際には《2人の名手が火花を散らすようなスリリングで変幻自在な名演》との評が『音楽現代』'20年3月号に掲載された。『仙川キユーポートオーケストラ』と協奏曲共演多数。


第10番:松原 聡 Matsubara Satoshi


 神奈川県出身。桐朋学園子供の為の音楽教室でピアノとソルフェージュを学ぶ。13歳でウィーン市立音楽院合格。酒井忠政氏に師事した後、プラハ音楽院へ留学し、ヤン・ノヴォトニー教授に師事。後に巨匠エリック・ハイドシェック氏に薫陶を受ける。
 2003年デビュー。12年高崎でのリサイタル、16年紀尾井ホールのリサイタル、チェコ、ポーランド、イタリアにおいてジョイント・リサイタル、19年杉並公会堂大ホールにおいてレクチャー・コンサートを行う。ピアノ研究家として歴史的なピアノ音源の収集や研究を行い、大妻女子大と京都市芸大のレクチャー講義、NHKでのインタビュー出演や、歴史的音源のCD化の活動も行っている。


第11番:松下 舞 Matsushita Mai


 1998年生まれ。中国大連市より招聘を受け日中友好演奏会に出演。また、東北チャリティー演奏会、荻窪音楽祭にも多数出演する。
 これまでにショパン国際ピアノコンクール in ASIA、東京国際ピアノコンクール、日本クラシック音楽コンクール、べーテン音楽コンクール、北関東ピアノコンクール等で数々の入賞、入選を果たす。
 東京スタジオTO2音楽院特別クラスに在籍。斎藤恵美子、藤崎まりあ、遠山沙織の各氏に師事。
 パリ・エコール・ノルマル音楽院を審査員満場一致の最高点で卒業。


第12番:松本 望 Matsumoto Nozomi


 北海道出身。東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科首席卒業。
 2003年東京文化会館主催合唱作品作曲コンクール最優秀賞。07年第4回リヨン国際室内楽コンクール、09年第55回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノトリオ部門で第1位受賞。在学中より作曲と演奏の両分野で活動を展開し、作曲では近年、全日本合唱コンクールやNHK全国学校音楽コンクールの課題曲の作曲者となり注目を集める。演奏ではアンサンブルを中心に活動、国内外のアーティストと共演を重ねている。
 現在、洗足学園音大作曲科、国立音大ピアノ科、各非常勤講師。東京藝大弦楽科伴奏助手。


第13番:中山ナミ子 Nakayama Namiko


 桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。卒業後は柳川 守氏のもとで研鑽を積む。在学中より渡仏を重ね、パスカル・ドゥヴァイヨン氏に、その後パリへ留学し、パリ・エコール・ノルマル音楽院においてエリック・ヴィドンヌ氏に学ぶ。
 東京において定期的にソロ・リサイタルを開催。在日フランス大使館後援「フランス音楽の午後」「ラヴェルの世界」など、近年はフランス作品でのリサイタルも好評を博す。2019年12月、1stアルバム「鏡 -ミロワール- ラヴェル・ピアノ作品」をリリース。演奏のほか、マイクバランス、編集ディレクション、CDデザインも手掛け、『レコード芸術』の新譜月評に掲載される。


第14番:石川雅代 Ishikawa Masayo


 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。卒業後、フライブルク(ドイツ)においてエディット・ピヒト・アクセンフェルト女史に師事、ソロ及び室内楽を学ぶ。
 平成10年度群馬県新進芸術家海外派遣対象者に選出される。パリで研修、リサイタルを行う。ハンガリーでベートーヴェン/ピアノ・コンチェルト第5番「皇帝」を演奏。ハンガリー・ショプロン(リストの生誕地)ピアノ・フェスティバル参加。アカデミー・ソリストから選出され、エステルハージー宮殿においてリストを演奏。ポーランド・クラコフ・ピアノサマー参加。パデレフスキーハウスにおいて演奏を行う等、ソリスト・室内楽奏者・声楽及び合唱ピアニストとして多方面にわたり活動を続けている。


第15番:佐々木京子 Sasaki Kyoko


 桐朋学園大学ピアノ科を卒業。ブリュッセル王立音楽院大学院課程を首席で修了。パリ国立高等音楽院大学院課程を修了。在学中ジャン・フルネ指揮でオーケストラと共演。
 スペインGuadamora国際コンクールにおいて第1位。チャイコフスキー国際コンクールにおいて、ヴァイオリン部門最優秀共演者賞を受賞。マリア・カナルス国際コンクール第3位。
 文化庁・日本演奏連盟の主催などで、東京文化会館で数回に渡るピアノ・リサイタル、東京芸術劇場大ホールで2016年ショパンのピアノ協奏曲、17年にはべートーヴェンの三重協奏曲をオーケストラと共演するなどソリストとしての活動の他に、多くのアーティストと共演している。


1月27日(木)


第16番:栁澤光彦 Yanagisawa Mitsuhiko


 千葉県出身。東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同大学院修了後、全額奨学金を得て米シカゴのデポール大学音楽学部で研鑚を積む。これまでに猶原和子、石井克典、関根有子、野島稔、G. ヴァチナーゼ、若林 顕の各氏に師事。
 日本演奏家コンクール第1位、かずさアカデミア音楽コンクール第3位ほか、複数のコンクールで入賞を果たす。
 継続的なソロ・リサイタル開催に加え、声楽を中心とする伴奏者として各地で活躍し、現在はシティオペラちば、シャウティングフォックス、アンサンブルシエルマルディ、アンサンブルふたわ、女声コーラスドルチェの各団体でピアニストを務める。音楽館ピアノ講師、千葉市音楽協会会員。


第17番:田中美千子 Tanaka Michiko


 東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学を経て同大学大学院修士課程修了。ドレスデン音楽大学大学院修了。ドレスデン国立歌劇場においてモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏。その他ドレスデン、マイセンなどで数々のコンサートに出演。マルクノイキルヒェン国際コンクールにおいて公式伴奏者を務め、最優秀伴奏者賞受賞。
 これまでドレスデン国立音大非常勤講師、東京藝大大学院室内楽科演奏助手、同非常勤講師を務める。元上野学園大学教授。現在ソロ・コンサートの他、国内外の演奏家との共演など幅広く活動している。


第18番:於保絵里 Oho Eri


 佐賀県出身。福岡女学院高校音楽科を経て、2015年桐朋学園大学音楽学部卒業後、17年同大学カレッジ・ディプロマコース修了。第22回九州・山口ジュニアピアノコンクール高校の部最優秀賞及び九州山口音楽協会賞。第56回佐賀県新人演奏会佐賀銀行文化財団賞。
 14年ドイツで故F.W.シュヌア氏のマスタークラス受講。第37回霧島国際音楽祭で野島 稔氏のマスタークラス受講。
 これまでにピアノを漆原尚子、小柳厚子、田中美江、徳丸聰子、故紅林こずえの各氏、ソルフェージュを溝口貴子氏に師事。
 現在、ルナピアノミュージックスクール講師。


第19番:氷室明莉 Himuro Akari


 2歳からリトミック、3歳からソルフェージュ、5歳からピアノを始める。
 ピティナピアノコンペティションA2級本選奨励賞、A1級本選優秀賞、B級本選奨励賞。栃木県ピアノコンクール日本作品部門A級優秀賞、日本作品部門B級第4位、ソロ部門C級第4位、日本作品部門D級第2位。カワイこどもピアノコンクール北関東大会Cコース金賞(第1位)、カワイうたのコンクール北関東大会幼児コース銅賞、小学1.2年生コース銅賞。ミュズィク フォレスティエル ピアノコンサートに3回出演。
 こどもミュージカル「ひなたぼっこ」在籍。「ストロベリー冒険隊」「白雪姫」「サウンド・オブ・ミュージック」に出演。
 これまでに氷室裕見子、湯澤成美、谷田部弘子、谷田部響、小栗克裕の各氏に師事。


第20番:武藤晴真 Muto Haruma


 3才よりピアノを始める。現在、山梨県甲府市立舞鶴小学校4年。
 宮川真理菜、草野明子の両氏に師事。2016年度ピティナピアノコンペティションA2級(未就学児部門)地区本選第1位。ヤマハホールにおいて入賞者記念コンサート出場。同年、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA(幼児部門)アジア大会入賞。2017年度ピティナピアノコンペティションA1級(小学1,2年生部門)飛び級で全国決勝大会銀賞。19年ショパン国際ピアノコンクール in ASIA(1,2年生部門)アジア大会銅賞。好きな食べ物はうどん、白いごはん、おせんべい。宝物はぬいぐるみ。将来の夢はピアニスト、指揮者、お医者さん、宇宙飛行士。


第21番:五味田恵理子 Gomita Eriko


 東京藝術大学附属音高、同大学を経て、同大学院修士課程、ドイツ国立ミュンヘン音楽大学マイスターソリスト課程修了。ドイツ国家演奏家資格取得。
 全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第2位。日本モーツァルト・コンクール第2位。東京藝大同声会賞受賞、第80回読売新人演奏会に出演。野島 稔・よこすかピアノコンクール第3位。モーツァルト国際コンクールにおいてディプロマ取得。国内外においてソロ・室内楽の演奏活動を行う。
 これまでに河野京子、野原みどり、深澤亮子、高良芳枝、植田克己、海老彰子、Michael Schäferの各氏に師事。
 東京藝大附属音高、日本女子大学において後進の指導にあたる他、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 、日本クラシック音楽コンクール他審査員を務める。


第22番:山本裕美子 Yamamoto Yumiko


 福岡県生まれ、末永博子氏の指導を受ける。東京藝術大学附属高校、同大学卒業。故井口明子 故井口基成 故勝谷壽子氏に師事。
 その後ドイツ、ミュンヘン国立音楽大学器楽科に留学。ピアノをクラウス・シルデ氏、歌曲伴奏法をヘルムート・ドイチュ氏の元で研鑽を積む。
 1994年よりミュンヘン国立音大の伴奏ピアニストとして主に木管楽器フルート科を担当、多数著名演奏者とヨーロッパ、日本、中国を中心に数多くのソロ、室内楽演奏会、またコンクール審査員として活躍中。
 現在ミュンヘン国立音大で伴奏ピアニストを務める傍ら、ピアノ講師として学生の指導に努める。


第23番:田口千晴 Taguchi Chiharu


 2019年海老彰子氏と東京・王子ホール他でデュオ・リサイタルを開催。『音楽の友』、『ムジカノーヴァ』ほか各誌で好評を得ている。
 東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。同大大学院修士課程修了。第22回文化放送音楽賞受賞。第29回ヴィオッティ国際音楽コンクール金賞受賞。
 ジュリアード音楽院においてビヴァリッジ・ウェブスター氏に師事。その後カーネギーホールにおいてリサイタル開催。
 これまでに田村 宏、M.ムンツ、ピュイグ=ロジェ、J.シャンドールの各氏に師事。日本フィル、東響、新星日響、札幌響等と各地で共演。ドイツ、ツヴィッカウにおいてシューマン生誕200年記念のコンサートに出演。


第24番:白熊杏梨 Shirakuma Anri


 千葉県出身。上野学園大学ピアノ科卒業。在学中にソロをはじめ室内楽、伴奏など幅広く活動し、学内定期演奏会、学外演奏会にも多数出演する。在学中より都内楽器店の音楽教室でピアノの指導活動を開始。
 卒業後2018年に江東区門前仲町ピアノ教室HearToneを開校。
 現在はソロ、連弾、伴奏など幅広く演奏活動を行う他、同教室でのレッスンをはじめ、幼稚園、小学校でのアウトリーチ活動、コンクールでの審査員を務めるなどピアノ教育にも力を注いでいる。
 これまでにピアノを故朝生一代、斎藤利恵、大室晃子、田中あかねの各氏に師事。2019年ヤマハ銀座主催「New Generation Piano Concert vol.14」出演。


第25番:小島慶子 Kojima Keiko


 東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同大学大学院器楽専攻修士課程修了。
 これまでにピアノを小山久子、故中島和彦、故海老原直美、前島園子、弘中 孝、ジュゼッペ・マリオッティの各氏に、チェンバロ・フォルテピアノを岩淵恵美子氏に師事。
 定期的にリサイタルを開催するほか、アンサンブル・ピアニストとしても声楽家や管弦楽奏者と共演を重ねる。
 現在、茨城県立取手松陽高校音楽科、同水戸第三高校音楽科非常勤講師。練馬区演奏家協会、演奏表現学会会員。


第26番:齊藤美奈海 Saito Minami


 3歳からピアノをはじめる。桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。
 第19回フッペル鳥栖ピアノコンクール高校生の部金賞、第15回大阪国際音楽コンクール高校生の部エスポワール賞、第27回九州・山口ジュニアピアノコンクール高校生の部九州・山口音楽協会会長賞、第28回全日本ジュニアピアノコンクール全国大会奨励賞を受賞。第19回日本演奏家コンクール、第36回飯塚新人音楽コンクールに本選出場。
 2015年にロシア国立モスクワ音楽院マスタークラス修了。
 これまでにピアノを佐野美奈子、渡邉美香、和田 悌、斎木 隆の各氏に師事。2台ピアノを竹内啓子、若林 顕、小田裕之、加藤真一郎の各氏に師事。
 現在は地元福岡で演奏活動を行いながら、後進の指導を行っている。


第27番:アンジュリー・チェン Anjulie Chen


 2000年ドイツ・ミュンヘン生まれ、3歳から母の元でピアノ始めると共に、Martina Bauer教授から指導を受ける。16年ミュンヘン国立音楽大学でジュニアアカデミー(ピアノ科)入学、17年よりThomas Böckheler教授の指導を受ける。
 19年2月フランスのピアノ国際コンクールLagny-sur-Marneで3位を受賞。同年3月DAAD奨学生(German Academic Exchange Service)を授与され、ロンドンの王立音楽アカデミー・ピアノ科へ留学、Colin Stones教授に師事。20年2月、バイエルン放送主催のThomas Adés、Kirill Gersteinとのマスタークラスがライヴ放映される。


第28番:安斎 航 Anzai Wataru


 桐朋学園大学卒業後、アメリカに留学。テキサス・クリスチャン大学アーティストディプロマコース修了。国内外の国際コンクールで上位入賞。
 これまでに岡本美智子氏、タマス・ウンガー氏らに師事。帰国後は、府中の森芸術劇場でのソロ・リサイタルを皮切りにオール・ベートーヴェン・プログラム、すみだトリフォニーでのリサイタル、トーク付き名曲コンサート、サロン・コンサート等の他、室内楽、協奏曲と精力的に活動。ゲスト出演としてサントリーホールの音楽劇でリスト役を演じ、海外ではニューヨーク国連本部での出演、2018年よりウィーンでのコンサート・ツアーをスタートする等、グローバルに展開。繊細で透明感のある音色に定評があり、自身の音への探究心が強い。
 自身のピアノ教室を主宰し、音楽教育にも力を入れる。


第29番:小田裕之 Oda Hiroyuki


 1975年札幌生まれ。98年桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業し、NTTdocomo 奨学金を授与された。
 大学卒業後「プラハ芸術アカデミー」において研鑽を積んだ。第13回摂津音楽祭リトルカメリアコンクール銀賞、第5回東京芸術センター記念ピアノコンクール入選。文化庁助成演連コンサート、日本ショパン協会例会パウゼシリーズ等でリサイタルを行う。
 2017年にリリースされたCD「ヴルタヴァの風に乗せて」は、読売新聞夕刊サウンズBOX推薦盤に選ばれた。19年音楽現代3月号で「邦人“昇龍”ピアニスト12人を推す(著:浅岡弘和)」に紹介された。
 現在、桐朋学園大学非常勤講師。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。


第30番:遠山沙織 Toyama Saori


 桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了。その後、東京藝術大学大学院修士課程を修了し、グラーツ芸術大学(オーストリア)においてポストグラデュエートコースを修了。
 ピアノをマルクス・シルマー、東 誠三、ガブリエル・タッキーノ、奈良場恒美、下松千夏、上原由記音の各氏に師事。
 ベートーヴェン・フラデッツ国際音楽コンクール(チェコ)、シャビア国際ピアノ・コンクール(スペイン)で第1位を受賞する他 、国内外多数のコンクールで優勝、入賞を果たす。日本をはじめ、世界各地で演奏活動を繰り広げている。


第31番:富岡紀香 Tomioka Sayaka


 桐朋学園大学を卒業。在学中より国内外のコンクール等に多数入賞。ウィーン国立音楽大学演奏家課程を首席で修了し帰国。
 帰国後は東京藝大別科に在籍し、2012年より本格的な演奏活動を開始。12年カワイ表参道パウゼにおいて桐朋学園大学推薦のソロ・リサイタルに出演。14年には東北、沖縄等の地域での定期的な演奏会を開始。16年には香川県主催の演奏会で瀬戸フィルハーモニーとピアノ協奏曲を共演した他、紀尾井ホール、ヤマハホール等でも演奏会を定期的に開催。ベーゼンドルファーを使用したレクチャー・コンサートや公開講座も多数行い、好評を得ている。
 現在G.マリオッティ氏、深沢亮子氏に師事。昨年より墺ベーゼンドルファー社公認のベーゼンドルファーアーティストとなる。


第32番:中野孝紀 Nakano Takanori


 東京藝術大学附属音楽高校、東京藝大を経て1990年同大学院ピアノ科修了。在学中安宅賞を受賞。その後渡欧し、94年ベルリン芸術大学を最優秀で卒業。その間ベルリンを中心に各地でソロ、室内楽演奏会に数多く出演した。
 94年東京においてデビュー・リサイタル、NHK-FM放送の「土曜リサイタル」に出演。以降定期的にソロ・リサイタルを開催している。2015年に行われた演奏活動20周年記念リサイタルでは、音楽に対する真摯な姿勢が音楽誌上において高く評価され、名演と賞賛された。他にソリストとしてオーケストラとの共演も多く、室内楽、歌曲伴奏者としても幅広く活躍しており、共演者からの信頼も厚い。
 現在、東京学芸大学教授。


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