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日本ベートーヴェンクライス レクチャー・コンサート

ベートーヴェン・イヤー2020[生誕250年]に向けて

テーマ

知られざるベートーヴェン(1):カノンと音楽的冗談を中心に

日時

2019年11月29日(金)19時

会場 ティアラこうとう 小ホール(東京・住吉)
料金 全自由席 ¥3,500(日本ベートーヴェンクライス会員は半額)、学生¥2,000
出演

お話:土田英三郎(日本ベートーヴェンクライス 副代表)

ソプラノ:嘉目真木子

メッゾ・ソプラノ:遠藤千寿子

テノール:澤原行正

バリトン:大川 博

ピアノ:高橋健介

曲目

L.v.ベートーヴェン

 《おデブさん礼賛》WoO100

 《ファルスタッフ君、姿を見せろ!》WoO184

 《タタタ・・・親愛なるメルツェル》WoO162(シンドラー作)

 《藝術は永く人生は短い》WoO170、192、193

 《ホフマンよ、ホーフマン[宮廷人]になるでない》WoO180

 《おお、トビーアス!》WoO182

 《医師は死に対して門をとざす》WoO189

 《冷たく、ぬるくなく》WoO191

 《そうでなくてはならぬ!》WoO196 ほか

 ※これらは予定されているもののほんの一部です。曲目は変更される可能性があります。

[主催]

  日本ベートーヴェンクライス

[チケット取扱い]

  CNプレイガイド TEL.0570-08-9990

[コンサートマネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

日本ベートーヴェンクライス レクチャー・コンサート ベートーヴェン・イヤー2020[生誕250年]に向けて 知られざるベートーヴェン(1):カノンと音楽的冗談を中心に チラシ

日本ベートーヴェンクライス レクチャー・コンサート ベートーヴェン・イヤー2020[生誕250年]に向けて 知られざるベートーヴェン(1):カノンと音楽的冗談を中心に チラシ

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~レクチャー・コンサートに向けて~


 日本ベートーヴェンクライスは、ふつうの音楽会ではなかなかできないけれど、ベートーヴェン(1770~1827)とその時代の音楽を理解するためには必要なことを、どんどんやってゆきます。

土田 英三郎


 カノン(輪唱、謎かけの対位法的楽曲)や音楽的冗談は演奏会では滅多に聴けませんが、ベートーヴェンの創作世界や日常生活でのユーモアとウィットを知る恰好のジャンルです。実は古典派の時代には、対位法の習練としてばかりではなく、知人や友人たちへの即興的なプレゼントとして、これらの気の利いた曲がかなり生産されました。ハイドンやアルブレヒツベルガー(いずれもベートーヴェンの先生)、モーツァルト、シューベルトらも書いているので、聴き比べもしてみたいと思います。もしかすると日本初演もあるかもしれません。簡単なカノンもあるので、ご来場の皆さんに歌っていただくことも考えています。新進気鋭の四人の若手声楽家とピアニストが、この企画に協力してくださることになりました。せっかく第一線の優れた独唱者が集うので、ベートーヴェンらのリートや重唱曲も採り上げたいと思います。ベートーヴェンの知られざる側面を発見していただく機会になれば、そして楽しい会となれば幸いです。


出演者プロフィール


嘉目真木子(ソプラノ) Makiko Yoshime/Soprano


 大分県出身。国立音楽大学、 同大学院修了。二期会オペラ研修所修了。文化庁海外研修員としてフィレンツェへ留学。宮本 修、小笠原茂子、久岡 昇、スザンナ・リガッチの諸氏に師事。
 東京二期会『魔笛』パミーナでデビュー。以降『フィガロの結婚』スザンナ/伯爵夫人、『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、『パリアッチ』ネッダ、『こうもり』ロザリンデ、『椿姫』ヴィオレッタ、『魔弾の射手』アガーテ、『金閣寺』有為子/女、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ等で様々なプロダクションに出演。フランス国立ラン歌劇場に『金閣寺』女で出演、欧州デビュー。2017CHANEL Pygmalion Daysアーティスト、トッパンホールエスポワールアーティスト。二期会会員 。


遠藤千寿子(メッゾ・ソプラノ) Chizuko Endo/Mezzo Soprano


 秋田県出身。国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。同大学院修了。二期会オペラ研修所第53 期マスタークラス修了。修了時インターン研修として二期会「サロメ」ヘロディアス役アンダースタディーに抜擢される。第76回読売新人演奏会に出演。
 オペラでは、二期会ニューウェーブ・オペラ「子どもと魔法」、二期会「パルジファル」、二期会「魔笛」、「フィガロの結婚」、「コジ ・ファン・トゥッテ」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「秘密の結婚」、「カルメン」、「ジャンニ・スキッキ」等多数出演。宗教曲のアルト・ソロも務める。二期会会員。


澤原行正 (テノール) Takamasa Sawahara/Tenor


 広島県出身。愛媛大学及び東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。現在、桐朋学園大学大学院博士後期課程に在籍。浜田フミエ、木村勢津、関 定子、市原多朗、大島幾雄、宮本益光の各氏に師事。
 第51回 、第52回、第53回日伊声楽コンコルソ入選。第27回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位。平成26年ひろしまオペラルネッサンス公演『カルメン』ドン・ホセ、平成27年度文化庁委託事業『ラ・ボエーム』ロドルフォ役で出演している。ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」などのソリストを務める。二期会会員 。


大川 博(バリトン) Hiroshi Okawa/Bariton


 埼玉県出身。国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了。修了時に優秀賞を受賞。さわかみオペラ芸術振興一般財団法人の助成でイタリアのトリエステに留学。2017年6月トリエステ歌劇場2017-2018シーズン・プログラムコンサート、2017年11月トリエステ歌劇場《エフゲニー・オネーギン》中隊長役で出演。東京二期会公演2018年9月プッチーニ三部作《ジャンニ・スキッキ》ベット役、2019年6月《サロメ》兵士役、2019年10月《蝶々夫人》ヤマドリ役、2019年11月《天国と地獄》ジュピター役で出演。二期会会員。


高橋健介(ピアノ) Kensuke Takahashi/Piano


 埼玉県出身。東京藝術大学楽理科卒業。同大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。在学中、同声会賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。
 現在、聖徳大学大学院音楽文化研究科博士後期課程においてモーツァルトのオペラのレチタティーヴォを研究。2013年から16年にかけてオペラ・アカデミー in S.アマデウスに在籍し、秋山和慶指揮による公演などを2台ピアノで行う。兵庫県立芸術文化センターのオペラ公演(佐渡 裕指揮)では、2014年よりコレペティトゥアとして参加する。日本声楽家協会、二期会研修所ピアニスト。



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