濱 倫子 ピアノリサイタル 2019
日時 |
2019年10月1日(火)15時 |
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会場 | 和光大学ポプリホール鶴川(東京・町田市) |
料金 | 全席自由 一般¥3,500、学生¥1,500 |
日時 |
2019年10月7日(月)19時 |
会場 | 王子ホール(東京・銀座) |
料金 | 全席指定 一般¥4,000、学生¥2,000 |
出演 |
ピアノ:濱 倫子 |
曲目 |
ベートーヴェン/15の変奏曲とフーガ《エロイカ変奏曲》Op.35 変ホ長調 リスト/フランツ・シューベルトによる6つのメロディ より アデュー!、乙女の嘆き、弔いの鐘 ムソルグスキー/展覧会の絵 |
[チケット取扱い] 王子ホールチケットセンター TEL.03-3567-9990(王子公演のみ) 和光大学ポプリホール鶴川(窓口販売のみ)(鶴川公演のみ) ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) e+(イープラス)https://eplus.jp/ [マネージメント/お問合せ] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
一台のピアノが綴る、新しい物語。
ポピュラー音楽の世界では、他の人の持ち曲を歌ったり演奏する、所謂「カヴァー」をする事があります。
しかし、これはポピュラー音楽の専売特許ではなく、クラシック音楽の世界でもカヴァーは数多く存在し、その最たるものの一つが展覧会の絵と言えるかも知れません。特にラヴェルの編曲版、冒頭のトランペットは余りに印象強く、これはオーケストラのための曲だと思い込んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
カヴァーまでゆかずとも、テーマをちょっと拝借なんて事はあちらこちらにあり、多くの作曲家がパガニーニの主題による変奏曲を書きましたし、バッハのゴールドベルク変奏曲やベートーヴェンの街の歌には、当時の流行歌が使われています。良いと思ったものを自分でアレンジしたくなるのは、古今東西誰しも同じなのでしょう。耳に馴染んだテーマが出て来る時の喜び、「元歌」の内容や意味を知っているからこその楽しみも。
ベートーヴェンは、自分のプロメテウスのテーマをあちらにもこちらにもと「使い回し」ました。今回のプログラムは、そんな視点からお楽しみ頂くもよし、曲の履歴書に関係なく、ただ音楽を楽しんで頂くもよし。会場でお目にかかれますことを願っております。
濱 倫子
出演者プロフィール
濱 倫子(ピアノ) Rinko Hama/Piano
東京藝大を卒業後渡独、カールスルーエ音大大学院、そしてデトモルト音大演奏家国家試験課程を最優秀の成績を得て卒業。J.ミコー、杉本安子、中山靖子、湯口美和、S.シュパイデル、A.ウゴルスキらの諸氏に師事。
これまで、ポルト国際ピアノ・コンクール(ポルトガル)やエピナル国際ピアノ・コンクール(フランス)他の国際コンクールで入賞・優勝。ハノーファー・ショパン協会及びバーデン文化財団より奨学金を受ける。また、文化庁新進芸術家海外研修員として研修を積む。
ヨーロッパを中心とした各国でのソロ・リサイタル、室内楽、オーケストラとの共演、そして、シュヴェツィンゲン音楽祭やベートーヴェン・フェスト・ボン、モーゼル音楽祭など数多くの音楽祭への参加など、活動は幅広い。
ラジオ、CD録音も多く、ラヴェル作品を収録したソロCDや、2005年の創立から10年間在籍・活動したベートーヴェン・トリオ・ボンでの録音はいずれも高い評価を受けている。
北西ドイツ・フィル、ヴュルテンブルク・フィル、ライン・フィル州立管、ピルゼン放送響ほかのオーケストラと共演。室内楽においても多くの演奏家からパートナーとして信頼を得て共演を重ねている。