クラシック音楽のコンサートの企画とマネージメントは、歴史と実績のミリオンコンサート協会で

出演者プロフィール

■長島淑子（ソプラノ）　Yoshiko Nagashima／Soprano
　武蔵野音楽大学声楽科卒業。松内和子教授に師事。
　卒業後、ウィーンに留学。リリー・コラー教授に師事。
　一方、オーストリア国立ウィーン音楽大学リート・オラトリオ科に入学し、ローマン・オルトナー教授、クルト・シュミーデック教授、ヘルムート・ドイチュ教授、エリック・ヴェルヴァ教授に師事、同科を最優秀で卒業。その後もコラー教授に師事、2006年没後は、宮廷歌手ゲルトゥルート・ヤーン氏に学んでいる。留学中は、演奏会に出演すると共に、教会で独唱者として数多く演奏する。
　その後、居をイギリスに移し、同地では、ケンブリッジ大学コーラス・ソサエティの独唱者を務め、ハイドン「天地創造」、モーツァルト「ハ短調ミサ」などを演奏する。また、同国各地でリサイタルも行う。
　帰国後は、ドイツ歌曲、ウィーン民謡、古楽の演奏会、ヴォルフ協会主催の演奏会等に出演する。サントリーホール、王子ホール、浜離宮朝日ホールにおいてリサイタルを開催している。
　イギリス王立音楽大学賛助会員。日本フーゴー・ヴォルフ協会同人。東京リート研究所会員。



■町田健児（バリトン）　Kenji Machida／Bariton
　東京藝大音楽学部声楽科卒業。在学中ドイツリートやイタリア近代歌曲を中心に学び、多くの演奏会に出演、「第九」、宗教曲ソロ等も務める。その後パリ・リエージュにおいて声楽を研鑽。現在はフランス語の声楽作品を専門領域として演奏活動を展開している。
　第５回高校生国際芸術コンクール声楽部門入選。クラシック音楽コンクール大学の部２位。第41回フランス音楽コンクール声楽部門でフランス総領事賞。第６回東京国際声楽コンクール歌曲部門奨励賞。
　声楽を髙橋大海、渡邊　明、河井弘子、立原ちえ子、フランス歌曲を中村浩子、太田朋子、歌曲分析を加納悟朗の各氏に師事。近年パリ等でEdith Selig、Antoine Palloc、Fusako Kondoの各氏に声楽、フランス歌曲を師事。コンセールC、日本フォーレ協会、フランス歌曲研究会各会員。



■トリスタン・ラエス（ピアノ）　Tristan Raes／Piano
　６歳から父親アラン・ラエス（ジュネーヴ国際コンクールでグランプリ受賞）とピアノを学び始める。13歳、パリのスコラ・カントルム音楽院でプルミエ・プリを得る。リル音楽院の金賞受賞後、1999年パリ音楽院に入学、ブルーノ・リグット教授のもと、2002年プルミエ・プリ受賞。同年、チェコ・モラヴィエ国際コンクールで２位、現代音楽特別賞受賞。
　室内楽をマリー＝フランソワーズ・ブーケ、ダリア・ホヴォラの両氏に師事すると共に、ニコラス・アンジェリク、パスカル・ドゥヴァイヨン、ピエール・ブーレーズ（作曲家の作品演奏のため）各氏らと研鑽。04年、プーランクのピアノ２台のための全曲を録音し、音楽評論家から絶賛を浴びる。
　その後、器楽のための伴奏科をJ.ケーネル、声楽のための伴奏科をA.ル・ブーゼと学び、07年、09年の両年にわたり審査員全一致でプルミエ・プリを受賞。パリで開催されたナディア・リリー・ブーランジェ・コンクールでプルミエ・プリ受賞。リヨン室内楽国際コンクールでは、テノールのC.デュボワとのデュオでプルミエ・プリ受賞、バイエル特別賞、観客賞受賞。
　ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として幅広いレパートリーを持ち、フランスを中心に、イタリア、スペイン、ドイツ、イギリスなどヨーロッパとサンクトペテルブルグで活躍している。