植村理葉ヴァイオリンリサイタル
フランスの香りとドイツのロマン
日時 |
2018年4月5日(木)19時 |
---|---|
会場 | 東京文化会館小ホール(東京・上野) |
料金 | 全自由席 一般¥4,500、学生¥3,000 |
出演 |
ヴァイオリン:植村理葉 ピアノ:江尻南美 |
曲目 |
ギョーム・ルクー/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 武満 徹/妖精の距離 クララ・シューマン/3つのロマンス Op.22 ロベルト・シューマン/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 ニ短調 Op.121 ブラームス/F.A.E.ソナタ より スケルツォ ハ短調 |
[チケット取扱い] 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 e+(イープラス)http://eplus.jp ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) [マネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
リサイタルに寄せて
〜2人のシューマン〜
植村 理葉
前半はベルギーに生まれ24歳で夭逝したルクーのソナタ、そしてフランスの音楽に影響を受けた武満 徹の「妖精の距離」を演奏致します。
後半はクララ・シューマンとロベルト・シューマン夫妻のそれぞれの作品「3つのロマンス」と「ソナタ」、そしてシューマン夫妻と親交の深かったブラームスの作品を演奏いたします。ほぼ同時期に書かれた3曲をどうぞお楽しみください。
出演者プロフィール
■植村理葉(ヴァイオリン) Riyo Uemura/Violin
全日本学生音楽コンクール・ヴァイオリン部門小学生の部全国1位。第15回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞。ミケランジェロ・アバド国際コンクール優勝。レオポルド・モーツァルト国際コンクール最高位受賞及びモーツァルト特別賞受賞。桐朋女子高校音楽科を卒業し、ケルン音大で文化庁芸術家在外研修員(3年派遣)として研鑽を積み、その後ローザンヌ音楽院、ドレスデン音大に学び、いずれも最優秀成績で卒業。
現在はベルリンと東京に拠点を置き、国内外でソリストとして活躍。ヨーロッパでオーケストラと共演したコンサートは90回に及び、チューリンゲン・フィル、ハレ・フィル、アウグスブルク・フィル、シュレスヴィッヒ・ホルスタイン響、ボン・クラシック・フィル、ケルン室内オーケストラ、サンクトペテルブルク・カメラータ、ローザンヌ室内管、プラハ・シンフォニエッタ他と共演。国内では東響、東京フィル、群馬響、名古屋フィルなどと共演。
「音が美しく、表現が明澄で、清潔な音楽をつくる」「ボンの人達は彼女をウィーン古典派の協奏曲のソリストとして既に認知している」「完璧な演奏で聴衆を魅了し、聴衆は熱狂的な歓声をあげた」と新聞批評で高評を得る。
シューマンのヴァイオリン協奏曲のCDをドイツ・ソニーからリリース。バッハの無伴奏ソナタとパルティータの全曲を一夜で演奏。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏を繰り返し行う。カメラータ・トウキョウからからリリースされた「ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ──フランス・ヴァイオリン作品集」「フォーレ・ヴァイオリンとピアノのための作品集」はレコード芸術、音楽現代、新聞紙上に特選盤などに選ばれる。毎日新聞主催全日本学生音楽コンクール審査員を務める。小林健次、鈴木共子、和波孝禧、千本芳恵、マンフレッド・シェルツァー、イゴール・オジム、ピエール・アモイアルの各氏に師事。
公式ウェブサイト www.riyo-uemura.com
■江尻南美(ピアノ) Nami Ejiri/Piano
桐朋学園大学音楽学部研究科、フランクフルト音楽大学を卒業、園田高弘賞ピアノ・コンクール第1位、エンニョ・ポリーノ国際ピアノ・コンクール第1位、ヴィアナ・ダ・モッタ国際ピアノ・コンクール最高位、ショパン国際ピアノ・コンクール最優秀演奏者賞などを受賞のほか、チェルニー=ステファンスカ氏よりマズルカ特別賞を授与され、第24回日本ショパン協会賞。
現在はフランクフルトに在住し、国内外で演奏活動をしている。ピアノを、小山 泉、玉置善己、村上弦一郎、園田高弘、レフ・ナトチェニーの各氏に師事。