
福田直樹 ピアノリサイタル
日時 |
2017年10月18日(水)18時 |
---|---|
会場 | 紀尾井ホール(東京・紀尾井町) |
料金 | 全席自由 大人¥4,000、学生¥2,000 |
曲目 |
J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 より シューマン/クライスレリアーナ Op.16 |
[主催] 音の彫刻舎 [チケット取扱い] e+(イープラス)http://eplus.jp 紀尾井ホールチケットセンター TEL.03-3237-0061 紀尾井ホールウェブチケット http://www.kioi-hall.or.jp/ ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス) [マネージメント・お問合わせ] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
福田直樹 10年ぶりの東京公演
デビュー37年目、驚異の表現力と磨き上げられた音色でバッハを語り尽くす
音楽の旧約聖書と呼ばれる平均律クラヴィーア曲集は、J.S.Bachが神の声を音楽に映した長大な作品。クライスレリアーナはR.Schumannが藝術への思いを綴った名作。ドイツの魂を伝える二人の巨匠の代表作を円熟のピアニスト福田直樹が奏でる。音に心を求める人必聴の一夜。
《演奏会に寄せて》
指先から出る音は人それぞれが持って生まれる声と同じで、その人独自のものです。小学校の低学年で私のところに来た福田さんの出す音に、私は彼の温かさ、ぬくもりのようなものを感じるのです。3年ばかり前には、ショパンの生家で演奏して絶賛されたと聞いています。心に沁み入る福田さんの演奏に耳を傾けていただきたく、ご来場くだされば幸甚に存じます。
北村陽子(桐朋学園大学名誉教授)
《演奏者よりメッセージ》
音楽は呼吸です。呼吸は生命です。作品の中から作曲者の息遣いを引き出すことが演奏者の役目です。今回、平均律はC、G、Hという調を選びました。バッハが各楽曲に託した言葉は、Christus、Gott、Himmel(キリスト、神、天国)です。作曲者の声と共に吹き返す生命の響きをお聞きください。
出演者プロフィール
■福田直樹(ピアノ) Naoki Fukuda/Piano
1960年東京生まれ。桐朋高等学校音楽科、桐朋学園大学、シュトゥットガルト国立芸大、ウィーン・コンセルヴァトワールに学ぶ。
ヴィオッティ国際ピアノ・コンクールでディプロマ賞、ベーゼンドルファー賞。ポルト国際コンクール第3位、並びに最優秀現代音楽賞。エンナ国際コンクール第3位など多数入賞。
NHK教育テレビ「ピアノでモーツァルトを」「ベスト・オブ・クラシック」「土曜リサイタル」等に出演。大河ドラマ「花の乱」テーマ曲演奏。
福祉コンサートにも力を入れ、福祉施設、養護施設、病院、ホスピス、少年院など、コンサート会場に行きたくても行けない人たちのための訪問コンサートは年に80ヵ所以上、既に27年目となっている。
2002年からはチェンバロによる本格的な演奏活動も始め、楽器のない施設での演奏も行っている。
これまでにイギリス、フランス、ベルギー、イタリア、ポルトガル、オーストリア、ドイツ、ポーランド、アメリカ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、中国等、世界各国で演奏。