21世紀音楽の会 第13回演奏会(全曲新作世界初演)
21世紀トリオの諸相
日時 |
2016年5月18日(水)19時 |
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会場 | 東京文化会館小ホール(東京・上野) |
料金 | 一般 ¥3,000、学生 ¥2,000 |
出演 |
ヴァイオリン:佐藤まどか ヴィオラ:甲斐史子 チェロ:山澤 慧 フルート:多久潤一朗 クラリネット:有馬理絵 オーボエ:鷹栖美恵子 ファゴット:岡本正之 ホルン:竹内 修 ツィンバロン:斉藤 浩 ピアノ:安田結衣子 |
曲目 |
徳重智子/ストラヴィンスキー広場の記憶 岡島 礼/Trio for Flute, Clarinet and Violoncello 神本真理/Pale Drops 山口哲人/ジャジの吟唱詩人 The Bard of Jazi 大胡 恵/アーティキュレーションの行方 遠藤雅夫/クラリネットと、ヴィオラ、ホルンのために |
[主催] 21世紀音楽の会 [後援] 日本現代音楽協会 一般社団法人日本作曲家協議会 [協力] アール・レスピラン www.art-respirant.com アンサンブル・コンテンポラリーα http://alpha.cside.com [チケット取扱い] e+(イープラス) http://eplus.jp CNプレイガイド TEL.0570-08-9990/p> 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 [お問合せ] 事務局 TEL.042-369-7022 Fax.048-953-2217 E-mail: ongaku-21seiki@s6.wh.qit.ne.jp |
21世紀音楽の会
21世紀音楽の会は、「心に残る、心に届く音楽」をめざして精力的に活動する作曲家集団です。
作品について
■徳重智子 Tomoko Tokushige
ストラヴィンスキー広場の記憶/A la mémoire de la place Igor Stravinsky
パリ ポンピドゥーセンター脇に位置する1982年に作られたストラヴィンスキー広場。水が噴き出す『自動人形の噴水』というアート作品が置かれており、斬新で印象的です。これをトリオに表してみました。
■岡島 礼 Aya Okajima
Trio for Flute, Clarinet and Violoncello
チェロと左右に配置されるフルートとクラリネットによって、主導権の定まらない常に変化する緊張のトライアングルが生まれる。捻れや撚れが一つの波長に収斂していく。
■神本真理 Mari Kamimoto
Pale Drops
「残響を聴くこと」をテーマとした一連のシリーズにおける作品。それぞれの音像は淡く切ない(不可視の)雫となって、しっとりと空間に溶け込んでいく。
■山口哲人 Akihito Yamaguchi
ジャジの吟唱詩人/The Bard of Jazi
隣国ジャジから吟唱詩人クレスのもとへ届いたコトホーンの第四パイプ“切望”のリード……いま高らかに鳴り響く“愛”“情熱”そして“歓喜”のパイプによる『運命を変える歌』!
■大胡 恵 Kei Daigo
アーティキュレーションの行方/Whereabouts of Articulations
3つのアーティキュレーション(アクセント・スタッカート・テヌート)の種類と質量が刻一刻と変化していく様を、4つの日本音階から抽出した3つの5度を軸に描いた。
■遠藤雅夫 Masao Endo
クラリネットと、ヴィオラ、ホルンのために/For Clarinet, Viola and Horn
似た音域の、異なる音色によるヘテロな世界とフリーズが、このところのテーマである。静寂な孤立。世界は深海のように見通せず、音は一瞬凍てつき、解凍する。