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天野乃里子 チェンバロ演奏会

日時

2016年5月5日(木・祝)14時

会場 東京文化会館小ホール(東京・上野)
料金 全自由席 ¥4,000、学生 ¥2,000
出演

チェンバロ:天野乃里子

トラヴェルソ:菊池香苗

ヴァイオリン:高田あずみ、山内彩香

ヴィオラ:原田 陽

チェロ:西澤央子

コントラバス:櫻井 茂

曲目

J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050

J.G.ゴルトベルク/チェンバロ協奏曲 ニ短調

[後援]

  オランダ王国大使館

  天野乃里子後援会

[チケット取扱い]

  e+(イープラス) http://eplus.jp

  CNプレイガイド TEL.0570-08-9990

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

[マネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

天野乃里子 チェンバロ演奏会~チラシ

天野乃里子 チェンバロ演奏会~チラシ

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ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727〜56)

 先生であった大バッハの最後の弟子。卓越した鍵盤奏者だった。

 大バッハ「30の大変奏曲」に「ゴルトベルク変奏曲」の名前が付いたことにより、彼の名前は後世に知られることになった。

 作曲家としてもバッハの息子たちに全くひけを取らない数々の作品を残している。数曲のチェンバロ協奏曲や、二つのヴァイオリンのためのトリオソナタ集などなど……。このニ短調チェンバロ協奏曲、2年前に、天野乃里子氏が、日本で初演して以来の再演。欧州でも極めて、演奏されることの稀有な、1750年代前半に、すでに次時代を先取りしているかの様式感で、見事な作品に仕上げている。大バッハの死後6年で追うかの如く夭折した天才だが、もう少し生き永らえたら、どんなに素晴らしい作品を残したことか……




出演者プロフィール

天野乃里子(チェンバロ) Noriko Amano/Cembalo
 東京生まれ。桐朋学園音楽科ピアノ科卒業。慶応大学文学部美学科に入学し、同大学卒業。ハーグ王立音楽院を経て、アムステルダム音楽院大学院を修了。以来、日本、ヨーロッパを中心に、演奏活動やレコーディングにおいて幅広く活躍中。

 特に、フランス様式のスペシャリストとしての評価も高く、17世紀女流作曲家エリザベス・ジャケ・ドゥ・ラ・ゲールの研究など、彼女のカンタータ、アンサンブルなどにおいても活躍中。

 2013年、英国における国際ヒストリカル鍵盤音楽学会において、レクチャーリサイタルをし、好評を得る。

 近年、アムステルダム・コンセルトヘボーでのソロ・リサイタルや、東京文化会館でのソロ・コンサートでも好評を博している。

 「音楽の友」2014年4月号より、
「天野は、フランス様式の演奏では、充実した技巧を発揮し、自然な流れを保ちながら、優雅で落ち着いた趣を印象づけた。バッハ、パルティータの演奏での彼女は、譜面を丹念に読み、フレージングを工夫しながら、各舞曲の特徴を明快に描き分けている。安定した運びで弾き進められるなか、表現にメリハリがあり、特に繊細なニュアンスは印象に残った。」

 CD“バロックの真珠たち”好評発売中。


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