CD「赤い靴」大人のための童謡曲集より 発売記念
上原正敏(テノール)&大須賀恵里(ピアノ)デュオ・リサイタル リナシェンテ〜生まれ変わる〜
日時 |
2015年9月19日(土)14時 |
---|---|
会場 | よみうり大手町ホール(東京・大手町) |
料金 | 全自由席 ¥4,000 |
出演 |
テノール:上原正敏 ピアノ:大須賀恵里 |
曲目 |
《イタリア古典歌曲》 ジョルダーニ/いとしい女よ ペルゴレージ/もし貴方が私を愛してくれて スカルラッティ/私は心に感じる スカルラッティ/陽はすでにガンジス川から 《ドナウディ歌曲》 ああ、愛する人の どうか吹いておくれ 他 《岩河智子編作「大人のための童謡曲集」》 赤い靴/ゆりかごの歌/あわて床屋 他 《山崎 浩作曲 金子みすずの詩による歌曲集》 「蟻と神さま」より『私と小鳥と鈴と』他 《日本初演したオペラたち》 メサジュ/「フォルトゥニオ」より ジョルダーノ/「戯言の饗宴」より アルファーノ/「復活」より |
[協賛] 岩谷産業株式会社 [後援] 公益財団法人東京二期会 公益財団法人五島記念文化財団 [チケット取扱い] e+(イープラス)http://eplus.jp CNプレイガイド TEL.0570-08-9990 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 [お問合せ] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
コンサートに寄せて
赤い靴を履いた女の子は数奇な運命をたどる。
アンデルセンの子は踊り続け、バレリーナは「赤い靴を脱がせて」と死んでいき、
オズを訪ねる子は赤い靴をはいて「虹のかなたへ」を歌う。
日本の赤い靴は、と思っていたところに、
童謡を生まれ変わらせた岩河さんの作品群と出会いました。
そこで “生まれ変わる”(Rinaschente)をテーマにコンサートを。
イタリア古典歌曲とその古典の様式でロマン派の作曲家ドナウディが作曲した歌曲。
岩河さんの「大人のための童謡集」より。
そして私が日本初演にかかわらせていただいた
オペラのアリアで忘れ去られていたものを。
素敵なピアニスタ大須賀恵里さんと共に『赤い靴』。
そしてRinaschente。
上原正敏(テノール)
出演者プロフィール
■上原正敏(テノール) Masatoshi Uehara(Tenor)
国立音楽大学大学院声楽科修了後、歌劇「椿姫」でオペラ・デビュー。声種はリリコレッジェーロ。甘い声と高音を苦としない長身のテノールとして注目される。国内で「魔笛」、「リゴレット」、「こうもり」などに出演後、1992年よりイタリアに留学。ミラノや近郊都市でコンサート、オペラに出演し、パドヴァ「イリス・アダミ・コラッティ」国際コンクールをはじめとする様々な国際コンクールに1位、入賞を重ねる。
翌年、ボローニャ歌劇場オーディションに合格し、同劇場で本格的なヨーロッパ・デビューをする。
その後、ハンガリー・ブダペスト国際コンクールで1位になったのをきっかけに、ボローニャ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ハンガリー国立歌劇場、ドイツ・オルデンブルク市立劇場、フィナーレ・エミーリア劇場、サントリーホール、新国立劇場、二期会など国内外の一流劇場で「ファルスタッフ」「ラ・ボエーム」「ドン・パスクワーレ」「リゴレット」「夢遊病の女」「ドン・ジョヴァンニ」「メリー・ウィドウ」「薔薇の騎士」などをはじめとする様々なオペラに主役で出演。特に高音が必要とされる技術的に難しいオペラを得意としている。また、演技力を必要とされるオペレッタの出演も多い。国内初演ものや新作オペラの出演もあり、「エトワール」「フォルテューニオ」「小野小町百年の恋」などの主役を創生している。
ニューヨーク・カーネギーホール、ミュンヘン・コンサートホール、サンパウロ・オペラ劇場、ミラノ・ヴェルディホールなどで、バイエルン放送響、トスカニーニ・オーケストラ、ヴェルディ・オーケストラなどのソリストとしてもコンサートに出演している。
ソロ・リサイタル活動も盛んで、2002年、10年に紀尾井ホールでピアニストのフランコ・マッサーロ氏と、04年10月にはアメリカ大使館で紀宮様、アメリカ大使夫人他の臨席のもとソロ・リサイタルを行った。毎年行っているエンターテイメント性に溢れたレクチャー・コンサートも好評である。
ニッカオペラ新人賞受賞、五島記念文化財団オペラ賞受賞。二期会会員。
■大須賀恵里(ピアノ) Eri Osuka/Piano
桐朋学園大学音楽学部卒業。寺西昭子、高野耀子の両氏に師事。1983年、蓼科高原音楽祭で音楽祭賞を受賞。その後、数回にわたり渡欧し、フィリッ プ・アントルモン、ペーター・ラングの両氏に教えを受ける。また、京都フランス音楽アカデミーにおいて、室内楽ピアノをクリスチャン・イヴァルディ氏に師事。高い評価を受け、以後同アカデミーの公式伴奏者として招かれる。
91年、92年、台北の演奏団体「丹楓楽集」の公演にゲスト出演。95年、ニューヨーク・フィルのメンバー、V.ツィピン(Vn)、E.ベネデッティ(Vc)からなる「ザ・ニューヨーク・トリオ」のピアニストに選ばれ、国内5都市での来日公演に出演する。
徳永兼一郎(Vc)、原田幸一郎(Vn)、毛利伯郎(Vc)、 ペーター・ヴェヒター(Vn)各氏など、内外の著名演奏家と数多く共演する他、R.パスキエ、G.プーレ、J-P.ヴァレーズ、W.マシュナー、D.ゲーデ各氏など著名ヴァイオリニストのマスタークラスのピアニストを務め、貴重な室内楽ピアニストとして高い評価を受けている。
95年に始めた「大須賀恵里ピアノ室内楽演奏会」は広く好評を博し、2005年4月の第7回公演は、オクタヴィア・レコードよりCD発売された。10年3月まで、長きにわたり桐朋学園大学音楽学部弦楽科嘱託演奏員を務め、同年夏より景山誠治(Vn)、景山裕子(Vn)両氏と共に「蓼科クロイツェル音楽祭」を主宰している。
11年6月ダニエル・ゲーデ(Vn)氏とモーツァルトのソナタCDをオクタヴィア・レコードよりリリース。
13年6月から3回にわたる、Andiamo 大須賀恵里ピアノ室内楽シリーズを15年4月に完結、いずれも音楽専門誌上で最大級の評価を得た。
現在、国立音楽大学声楽科伴奏助手。
赤い靴を履いた女の子は数奇な運命をたどる。
アンデルセンの子は踊り続け、バレリーナは「赤い靴を脱がせて」と死んでいき、
オズを訪ねる子は赤い靴をはいて「虹のかなたへ」を歌う。
日本の赤い靴は、と思っていたところに、
童謡を生まれ変わらせた岩河さんの作品群と出会いました。
そこで “生まれ変わる”(Rinaschente)をテーマにコンサートを。
イタリア古典歌曲とその古典の様式でロマン派の作曲家ドナウディが作曲した歌曲。
岩河さんの「大人のための童謡集」より。
そして私が日本初演にかかわらせていただいた
オペラのアリアで忘れ去られていたものを。
素敵なピアニスタ大須賀恵里さんと共に『赤い靴』。
そしてRinaschente。
上原正敏(テノール)
出演者プロフィール
■上原正敏(テノール) Masatoshi Uehara(Tenor)
国立音楽大学大学院声楽科修了後、歌劇「椿姫」でオペラ・デビュー。声種はリリコレッジェーロ。甘い声と高音を苦としない長身のテノールとして注目される。国内で「魔笛」、「リゴレット」、「こうもり」などに出演後、1992年よりイタリアに留学。ミラノや近郊都市でコンサート、オペラに出演し、パドヴァ「イリス・アダミ・コラッティ」国際コンクールをはじめとする様々な国際コンクールに1位、入賞を重ねる。
翌年、ボローニャ歌劇場オーディションに合格し、同劇場で本格的なヨーロッパ・デビューをする。
その後、ハンガリー・ブダペスト国際コンクールで1位になったのをきっかけに、ボローニャ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ハンガリー国立歌劇場、ドイツ・オルデンブルク市立劇場、フィナーレ・エミーリア劇場、サントリーホール、新国立劇場、二期会など国内外の一流劇場で「ファルスタッフ」「ラ・ボエーム」「ドン・パスクワーレ」「リゴレット」「夢遊病の女」「ドン・ジョヴァンニ」「メリー・ウィドウ」「薔薇の騎士」などをはじめとする様々なオペラに主役で出演。特に高音が必要とされる技術的に難しいオペラを得意としている。また、演技力を必要とされるオペレッタの出演も多い。国内初演ものや新作オペラの出演もあり、「エトワール」「フォルテューニオ」「小野小町百年の恋」などの主役を創生している。
ニューヨーク・カーネギーホール、ミュンヘン・コンサートホール、サンパウロ・オペラ劇場、ミラノ・ヴェルディホールなどで、バイエルン放送響、トスカニーニ・オーケストラ、ヴェルディ・オーケストラなどのソリストとしてもコンサートに出演している。
ソロ・リサイタル活動も盛んで、2002年、10年に紀尾井ホールでピアニストのフランコ・マッサーロ氏と、04年10月にはアメリカ大使館で紀宮様、アメリカ大使夫人他の臨席のもとソロ・リサイタルを行った。毎年行っているエンターテイメント性に溢れたレクチャー・コンサートも好評である。
ニッカオペラ新人賞受賞、五島記念文化財団オペラ賞受賞。二期会会員。
■大須賀恵里(ピアノ) Eri Osuka/Piano
桐朋学園大学音楽学部卒業。寺西昭子、高野耀子の両氏に師事。1983年、蓼科高原音楽祭で音楽祭賞を受賞。その後、数回にわたり渡欧し、フィリッ プ・アントルモン、ペーター・ラングの両氏に教えを受ける。また、京都フランス音楽アカデミーにおいて、室内楽ピアノをクリスチャン・イヴァルディ氏に師事。高い評価を受け、以後同アカデミーの公式伴奏者として招かれる。
91年、92年、台北の演奏団体「丹楓楽集」の公演にゲスト出演。95年、ニューヨーク・フィルのメンバー、V.ツィピン(Vn)、E.ベネデッティ(Vc)からなる「ザ・ニューヨーク・トリオ」のピアニストに選ばれ、国内5都市での来日公演に出演する。
徳永兼一郎(Vc)、原田幸一郎(Vn)、毛利伯郎(Vc)、 ペーター・ヴェヒター(Vn)各氏など、内外の著名演奏家と数多く共演する他、R.パスキエ、G.プーレ、J-P.ヴァレーズ、W.マシュナー、D.ゲーデ各氏など著名ヴァイオリニストのマスタークラスのピアニストを務め、貴重な室内楽ピアニストとして高い評価を受けている。
95年に始めた「大須賀恵里ピアノ室内楽演奏会」は広く好評を博し、2005年4月の第7回公演は、オクタヴィア・レコードよりCD発売された。10年3月まで、長きにわたり桐朋学園大学音楽学部弦楽科嘱託演奏員を務め、同年夏より景山誠治(Vn)、景山裕子(Vn)両氏と共に「蓼科クロイツェル音楽祭」を主宰している。
11年6月ダニエル・ゲーデ(Vn)氏とモーツァルトのソナタCDをオクタヴィア・レコードよりリリース。
13年6月から3回にわたる、Andiamo 大須賀恵里ピアノ室内楽シリーズを15年4月に完結、いずれも音楽専門誌上で最大級の評価を得た。
現在、国立音楽大学声楽科伴奏助手。