春の宴
一夜かぎりの“豊楽”演奏会
日時 |
2015年3月13日(金)19時 |
---|---|
会場 | 津田ホール(東京・千駄ヶ谷) |
料金 | 全自由席 一般¥4,000、学生¥2,000 |
出演 |
篠笛・能管:福原 徹 ピアノ:中川俊郎 尺八:善養寺惠介 囃子:福原百之助 篠笛・能管:福原百貴 篠笛・能管:福原邑佳 |
曲目 |
第一部 三番叟 尺八古典本曲/虚空 赤とんぼ〜砂山〜鞠と殿様 四世寶山左衞門/樹々の密 中川俊郎/ピアノのための19の展開 第1集 四世寶山左衞門/樹々の密 第二部 中川俊郎/こどものためのピアノ曲集「旅の絵日記」より 中川俊郎/一人の奏者による篠笛・能管のための「黒猫」 インプロビゼーション/春の宴20150313 福原 徹・中川俊郎(ピアノパート作曲補佐)/月光と海月 |
[主催] 津田塾大学 [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 [チケット取扱い] 津田ホールチケットセンター TEL.03-5355-1299、ウェブ予約 http://tsudahall.com/ [お問合せ] 津田ホール TEL.03-3402-1851 |
目に見えぬ音に誘われ、今宵はあしたの宴まで……。
邦楽囃子笛方の福原徹と作曲家・ピアニストの中川俊郎。
邦楽と洋楽/古典と現代の融合、超越、越境……などの言葉も透けてしまう異色の組み合わせに、
尺八・囃子も加わって、
ここに刻まれた音の記憶をあしたへとつなぐ、一夜かぎりの《春の宴》はまもなく開宴いたします。
出演者プロフィール
■福原 徹(篠笛・能管) Hukuhara Tohru/Shinobue・Noukan
1961年東京生まれ。六世福原百之助(のちの四世宗家寶山左衞門・人間国宝)に入門、福原 徹の名を許される。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。邦楽囃子笛方として、長唄・箏曲などの演奏会、日本舞踊、歌舞伎の舞台、放送、海外公演等で古典演奏活動を続けると共に、笛を中心とした作曲に取り組む。
2001年第1回演奏会「徹の笛」を津田ホールで開催、平成13年度文化庁芸術祭大賞(音楽部門)を受賞。02年〜03年、新作連続演奏会「徹の笛 in MUSICASA」を隔月で連続6回開催。04年第2回、06年第3回「徹の笛」(紀尾井ホール)を開催。12年よりリサイタル・シリーズを再開、15年11月30日第7回「徹の笛」(紀尾井ホール)開催予定。
東京藝術大学、有明教育芸術短期大学、清泉女子大学等の非常勤講師を歴任。NHK文化センター(青山、浜松、名古屋、柏、岐阜)講師。東京、浜松、彦根などで指導に当たり、「百笛会」を主宰。長唄協会会員、創邦21同人。
著書:「やさしく学べる笛教本」、CD:「徹」「徹の笛」「lift off」ほか。
■中川俊郎(作曲・ピアノ) Toshio Nakagawa/Composer,Piano
桐朋学園大学作曲科卒業。作曲を三善 晃、ピアノを末光勝世、森安耀子の各氏に師事。70歳になるジョン・ケージを迎えて行われた「MUSIC TODAY '82(武満 徹企画構成)」の一環として開催された10周年記念国際作曲コンクール第1位。ジョン・ケージにも高く評価される。
2009年サントリー芸術財団主催による全曲オーケストラ作品による個展開催、この成果に対して第28回「中島健蔵音楽賞」受賞。他に村松賞、CMの「ACC賞」等、多数受賞。
日本現代音楽協会副会長、日本作曲家協議会理事、作曲家団体「深新會」副代表。お茶の水女子大学非常勤講師。
2005年曽我部清典、松平 敬と共に双子座三重奏団を結成。これまでに邦楽囃子笛方の福原 徹をはじめ、コントラバス奏者の池松 宏、ダンスカンパニー「パパ・タラフマラ」の演出家小池博史、歌手の木村 弓などとコラボレーションを行っている。
■善養寺惠介(尺八) Keisuke Zen-yoji/Shakuhachi
6歳より虚無僧尺八の手ほどきを受ける。東京藝術大学邦楽科卒業、同大大学院修士課程修了。在学中は山口五郎(人間国宝)に師事。1998年国際尺八音楽フェスティバルに招待演奏家として参加。99年に第1回リサイタルを開催以来、現在に至るまで10回を重ね、2008年のリサイタルでは文化庁芸術祭新人賞、09年では優秀賞を受賞。
2000年、尺八教則本「はじめての尺八」(音楽之友社刊)を執筆。02年、ビクター財団賞奨励賞(現・日本伝統文化振興財団賞)受賞。
世界銀行主催、世界宗教者国際会議(於イギリス・カンタベリー大聖堂)において招待演奏。その他国際交流基金派遣などによるヨーロッパ、アジア各地での公演多数。虚無僧尺八を中心とした演奏活動の他、関東各地において尺八普及のための尺八教授活動を行っている。
公式web site http://zenyoji.jp/
■福原百之助(囃子) Hyakunosuke Fukuhara/Hayashi
1975年常磐津文字蔵(一中節家元、都一中)の長男として東京に生まれる。91年祖父である福原流囃子方、四世宗家寶山左衞門(六代目福原百之助)に師事。同年望月太喜雄に師事。長唄を東音浅見文子に師事。93年福原流笛方、福原 徹に師事。94年NHK学園高校を卒業。以後、福原流囃子方、福原賢太郎として演奏活動を行う。2006年11月、七代目福原百之助を襲名。邦楽演奏会・日本舞踊会の他にもワークショップやレクチャーコンサートなどの企画や公演を行い、日本の伝統芸能である邦楽の普及に努めている。
また、アメリカをはじめ、上海、ドイツ、オーストリアなど、海外での公演にも多数参加している。社団法人長唄協会会員。邦楽囃子「若獅子会」同人。
■福原百貴(篠笛・能管) Hyakutaka Fukuhara/Shinobue, Noukan
1982年東京生まれ。笛を福原 徹、長唄囃子を望月左太郎、長唄三味線を東音 小島直文の各氏に師事。99年福原百貴の名を許される。2005年東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業。以後、長唄邦楽囃子笛方として、邦楽演奏会、舞踊会、海外公演、テレビやラジオ、Ustream等で演奏活動の他、座・五人囃子では哭きの貴の名でイタリア・フランスツアーに参加、国内外で幅広く活動をする。また啓蒙活動等にも積極的に取り組む。
長唄協会会員、若獅子会会員、目白楽器講師、NHK分化センターさいたまアリーナ教室講師、NHK文化センター柏校講師。
■福原邑佳(篠笛・能管) Satoka Fukuhara/Shinobue, Noukan
福原 徹に師事。2005年、福原流四世宗家寶山左衞門より福原邑佳の名を許される。
東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業後、2010年に同大大学院音楽研究科邦楽専攻修士課程修了。以後、邦楽囃子笛方として長唄演奏会、日本舞踊会などで演奏活動を行う他、各学校教育の現場やカルチャーセンターなどで古典芸能の普及に努める。
2012年より東京藝術大学音楽学部邦楽科教育研究助手。NHK文化センターさいたまアリーナ教室・柏教室講師。(社)長唄協会会員。
邦楽囃子笛方の福原徹と作曲家・ピアニストの中川俊郎。
邦楽と洋楽/古典と現代の融合、超越、越境……などの言葉も透けてしまう異色の組み合わせに、
尺八・囃子も加わって、
ここに刻まれた音の記憶をあしたへとつなぐ、一夜かぎりの《春の宴》はまもなく開宴いたします。
出演者プロフィール
■福原 徹(篠笛・能管) Hukuhara Tohru/Shinobue・Noukan
1961年東京生まれ。六世福原百之助(のちの四世宗家寶山左衞門・人間国宝)に入門、福原 徹の名を許される。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。邦楽囃子笛方として、長唄・箏曲などの演奏会、日本舞踊、歌舞伎の舞台、放送、海外公演等で古典演奏活動を続けると共に、笛を中心とした作曲に取り組む。
2001年第1回演奏会「徹の笛」を津田ホールで開催、平成13年度文化庁芸術祭大賞(音楽部門)を受賞。02年〜03年、新作連続演奏会「徹の笛 in MUSICASA」を隔月で連続6回開催。04年第2回、06年第3回「徹の笛」(紀尾井ホール)を開催。12年よりリサイタル・シリーズを再開、15年11月30日第7回「徹の笛」(紀尾井ホール)開催予定。
東京藝術大学、有明教育芸術短期大学、清泉女子大学等の非常勤講師を歴任。NHK文化センター(青山、浜松、名古屋、柏、岐阜)講師。東京、浜松、彦根などで指導に当たり、「百笛会」を主宰。長唄協会会員、創邦21同人。
著書:「やさしく学べる笛教本」、CD:「徹」「徹の笛」「lift off」ほか。
■中川俊郎(作曲・ピアノ) Toshio Nakagawa/Composer,Piano
桐朋学園大学作曲科卒業。作曲を三善 晃、ピアノを末光勝世、森安耀子の各氏に師事。70歳になるジョン・ケージを迎えて行われた「MUSIC TODAY '82(武満 徹企画構成)」の一環として開催された10周年記念国際作曲コンクール第1位。ジョン・ケージにも高く評価される。
2009年サントリー芸術財団主催による全曲オーケストラ作品による個展開催、この成果に対して第28回「中島健蔵音楽賞」受賞。他に村松賞、CMの「ACC賞」等、多数受賞。
日本現代音楽協会副会長、日本作曲家協議会理事、作曲家団体「深新會」副代表。お茶の水女子大学非常勤講師。
2005年曽我部清典、松平 敬と共に双子座三重奏団を結成。これまでに邦楽囃子笛方の福原 徹をはじめ、コントラバス奏者の池松 宏、ダンスカンパニー「パパ・タラフマラ」の演出家小池博史、歌手の木村 弓などとコラボレーションを行っている。
■善養寺惠介(尺八) Keisuke Zen-yoji/Shakuhachi
6歳より虚無僧尺八の手ほどきを受ける。東京藝術大学邦楽科卒業、同大大学院修士課程修了。在学中は山口五郎(人間国宝)に師事。1998年国際尺八音楽フェスティバルに招待演奏家として参加。99年に第1回リサイタルを開催以来、現在に至るまで10回を重ね、2008年のリサイタルでは文化庁芸術祭新人賞、09年では優秀賞を受賞。
2000年、尺八教則本「はじめての尺八」(音楽之友社刊)を執筆。02年、ビクター財団賞奨励賞(現・日本伝統文化振興財団賞)受賞。
世界銀行主催、世界宗教者国際会議(於イギリス・カンタベリー大聖堂)において招待演奏。その他国際交流基金派遣などによるヨーロッパ、アジア各地での公演多数。虚無僧尺八を中心とした演奏活動の他、関東各地において尺八普及のための尺八教授活動を行っている。
公式web site http://zenyoji.jp/
■福原百之助(囃子) Hyakunosuke Fukuhara/Hayashi
1975年常磐津文字蔵(一中節家元、都一中)の長男として東京に生まれる。91年祖父である福原流囃子方、四世宗家寶山左衞門(六代目福原百之助)に師事。同年望月太喜雄に師事。長唄を東音浅見文子に師事。93年福原流笛方、福原 徹に師事。94年NHK学園高校を卒業。以後、福原流囃子方、福原賢太郎として演奏活動を行う。2006年11月、七代目福原百之助を襲名。邦楽演奏会・日本舞踊会の他にもワークショップやレクチャーコンサートなどの企画や公演を行い、日本の伝統芸能である邦楽の普及に努めている。
また、アメリカをはじめ、上海、ドイツ、オーストリアなど、海外での公演にも多数参加している。社団法人長唄協会会員。邦楽囃子「若獅子会」同人。
■福原百貴(篠笛・能管) Hyakutaka Fukuhara/Shinobue, Noukan
1982年東京生まれ。笛を福原 徹、長唄囃子を望月左太郎、長唄三味線を東音 小島直文の各氏に師事。99年福原百貴の名を許される。2005年東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業。以後、長唄邦楽囃子笛方として、邦楽演奏会、舞踊会、海外公演、テレビやラジオ、Ustream等で演奏活動の他、座・五人囃子では哭きの貴の名でイタリア・フランスツアーに参加、国内外で幅広く活動をする。また啓蒙活動等にも積極的に取り組む。
長唄協会会員、若獅子会会員、目白楽器講師、NHK分化センターさいたまアリーナ教室講師、NHK文化センター柏校講師。
■福原邑佳(篠笛・能管) Satoka Fukuhara/Shinobue, Noukan
福原 徹に師事。2005年、福原流四世宗家寶山左衞門より福原邑佳の名を許される。
東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業後、2010年に同大大学院音楽研究科邦楽専攻修士課程修了。以後、邦楽囃子笛方として長唄演奏会、日本舞踊会などで演奏活動を行う他、各学校教育の現場やカルチャーセンターなどで古典芸能の普及に努める。
2012年より東京藝術大学音楽学部邦楽科教育研究助手。NHK文化センターさいたまアリーナ教室・柏教室講師。(社)長唄協会会員。