シューマン 室内楽への誘い
Pf:田中あかね
Vn:C. エーレンフェルナー
Vla:H. ミュラー
Vc:富岡廉太郎
お話:前田昭雄
日時 |
2014年9月15日(月・祝)14時 |
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会場 | JTアートホール アフィニス(東京・虎ノ門) |
料金 | 全席自由 ¥4,500 |
出演 |
ピアノ:田中あかね ヴァイオリン:クリストフ・エーレンフェルナー ヴィオラ:ヘルベルト・ミュラー チェロ:富岡廉太郎 お話:前田昭雄 |
曲目 |
シューマン/4つのおとぎ話 Op.132(ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノ) シューマン/アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70(ヴィオラ、ピアノ) シューマン/ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105(ヴァイオリン、ピアノ) シューマン/ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47 |
[チケット取扱い] 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 CNプレイガイド TEL.0570-08-9990 e+(イープラス)http://eplus.jp ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 [コンサートマネージメント] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638 |
出演者プロフィール
■田中あかね(ピアノ) Akane Tanaka/Piano
栃木県佐野市生まれ。
第32回全日本学生音楽コンクール小学生の部第2位。
第11回蓼科高原音楽祭において、最年少で音楽祭賞受賞。
第16回全日本学生音楽コンクール高等学校の部入賞。
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。安宅賞受賞。在学中に芸大オーケストラと共演。
第2回日本モーツァルト音楽コンクールにおいてピアノ・ソロ部門第2位、併せて前田賞受賞。
ミュンヘン国立音楽大学マイスターコース修了。在学中に同大学オーケストラと共演。その後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でハンス・ライグラフ氏の薫陶を受ける。1993年、東京文化会館で日本演奏連盟主催、文化庁助成によるリサイタルを行う。
19年にわたりドイツに滞在、日本国内のみならず、ドイツでの演奏も活発に行う。2006年2月、ドイツ・ケルン日本文化センターにおいて、別宮貞雄作品による演奏会を開催。09年5月、カワイ音楽振興会主催のリサイタル・シリーズ“ボンの町から”をカワイ表参道でスタートさせる。10年より毎年、ミュンヘン・スタインウェイハウスなど、ドイツ演奏旅行を行い、大成功を収める。
また、バイエルン州で録音界の巨匠ハインツ・ヴィルトハーゲン氏を録音技師に迎え、CD“Zum Wald!”(森へ!)、“Schubert × Liszt”を録音、アートユニオンから発売。
12年9月、ウィーン弦楽三重奏団と共演。13年3月、JTアートホールで自主リサイタル開催。同年5月には、第6回カワイ・リサイタルシリーズ“ボンの町から”で、ウィーン交響楽団首席ヴィオラ奏者ヘルベルト・ミュラー氏とデュオ・リサイタル。10月にはミュンヘンの音楽の殿堂ガスタイクでリサイタルを開催。
14年2月、ヴィルトハーゲン氏の遺作となったCD“Franz Liszt Abend”を発売。
これまでに、中島和彦、深沢亮子、笠間春子、田村 宏、ゲルハルト・オピッツの各氏に師事。
上野学園大学音楽学部、白鴎大学足利高等学校総合選択コース講師。
■クリストフ・エーレンフェルナー(ヴァイオリン) Cristoph Ehrenfellner/Violin
1975年、ザルツブルク生まれ。ウィーン少年合唱団に在籍した。ヴァイオリン及び声楽をザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学び、ウィーン音楽大学ではゲルハルト・シュルツ及びレオポルト・マルクの指揮科に在籍。ウィーン・ジュネスオーケストラ、カンマーフィルハーモニー交代契約者でもある。
室内楽の分野でも幅広く活動。世界各地で多彩なパートナーたちと演奏し、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ブダペスト・バルトーク音楽祭に出演した。
最近、ソリストとしてウィーン楽友協会においてリサイタル/デビュー、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番をJuvenil de Caracasオーケストラと共演、Infatil de Caracasオーケストラを指揮した。
第1回仙台国際音楽コンクールに招待された唯一のオーストリア人演奏家。作曲活動においては、2014年1月に彼の最初の主要作品である、古代ローマ詩人オビディウスの「愛の抒情詩」から題材をとった室内音楽劇がウィーンで大盛況を博した。これに喚起され、彼自身の音楽を演奏するため、アンサンブル・シファノイア(Ensemble Schifanoia)を結成した。
■ヘルベルト・ミュラー(ヴィオラ) Herbert Müller/Viola
1957年、ウィーン生まれ。ウィーン・コンセルヴァトリウムで学び、首席で卒業。更にウィーン音楽大学でジークフリート・フューリンガー教授に師事した。
1986年、ウィーン交響楽団に加わり、ヴィオラ第一ソロを務める。ウィーン響では、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、レオポルト・ハーガー、ペーター・ギュルケ、ウルフ・シルマーといったマエストロの指揮の下、しばしばソリストとして出演。またオーケストラの海外ツアーにおいて、モーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテ、又はR.シュトラウスのドン・キホーテのような作品をソロで演奏。
近年は、ローレンス・フォスターの指揮下で、リスボン・グルベンキアン・オーケストラや、ポーランド・ルブリンのヴィエニアフスキー・フィルハーモニーとも共演している。長年にわたり、グリンカ・アレンコフ・クァルテットと共に室内楽を演奏。また何年もの間、Vienna Concertino のメンバーとして、欧米においてコンサート、ラジオ・レコーディング活動をしている。
1992-94年は、ウィーン音楽大学で講師を、84年からは、ウィーン・コンセルヴァトリウムにおいてヴィオラ・クラスの主任を務める。
■富岡廉太郎(チェロ) Rentaro Tomioka/Violoncello
1986年、札幌市生まれ。桐朋女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院MASPを修了。
2006年、ウェールズ弦楽四重奏団を創立。
08年、ミュンヘンARD国際音楽コンクール・クァルテット部門第3位。11年、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。
12年、シュヴェツィンゲン音楽祭に出演。
主要オーケストラの客演首席をはじめとして、国内外の多数のコンサート、音楽祭に出演。
上原与四郎、毛利伯郎の両氏に師事。
■前田昭雄(お話) Akio Maeda/Talk
上野学園大学学長。音楽学。東京大学文学士・文学修士。ウィーン大学哲学博士。オーストリア政府留学生としてウィーン国立音楽大学指揮科においてハンス・スワロフスキー氏に師事。音楽学はウィーン大学において、エーリッヒ・シェンク氏ほかに学ぶ。
1967年、ポルポラ研究により、哲学博士号取得。
85年に「新シューマン全集」の編集主幹に就任。ハイデルベルク大学に教授資格論文「シューマン交響曲への道 Robert Schumanns Weg zur Symphonie」(独語、1992年出版)を提出し、教授号取得。同大学教授、チューリッヒ大学専任講師などを歴任。2004年、日本人として初めてウィーン大学名誉教授に就任。
著書に「シューマニアーナ」(春秋社)、「ウィーンはウィーン」(音楽之友社)、「フランツ・シューベルト」(春秋社)など。編著に「シューマン作品全集」(独・英文、Schott 社)ほか。