広田智之〈オーボエ〉
Tomoyuki Hirota〈Oboe〉
国立音楽大学在学中に日本フィル入団。首席オーボエ奏者並びにソロ・オーボエ奏者を務める。第10回日本管打楽器コンクール入賞。2006年より東京都響首席オーボエ奏者を務める。これまでに日本フィル、東京都響、東京シティ・フィルをはじめ、ミラノ・スカラ座弦楽合奏団、チェコ・チェンバー・ソロイスツ、ザルツブルク室内オーケストラ、モスクワ・ソロイスツ等、国内外のオーケストラ等とコンチェルトを多数共演。紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバーとしても活躍している。
多忙なオーケストラ活動とともに、自らプロデュースをして演奏をするリサイタル・シリーズ、Hirota Oboe Laboratoryを開催、オイロス・アンサンブルのメンバーとして室内楽の分野でも高い評価を得ている。近年は、クラシックにとどまらず、ポップス、ジャズなどのジャンルレスな活動が注目を集め、特に六本木STBスイートベイジルでのライヴは毎回人気を博している。
CDはビクターエンタテインメント、オクタヴィア・レコードより多数リリースされ、高い評価を得ている。近作は東京都響と共演した「R.シュトラウス:オーボエ協奏曲、四つの最後の歌 他」、都響の中心的メンバーと共演した「モーツァルト:オーボエ四重奏曲&五重奏曲 他」、ジャズ界の鬼才斎藤順らと新境地へ挑む「カメレオン・バッハ」。
日本音楽コンクール、日本管打楽器コンクールなど主要コンクールの審査員を務めるほか、東京音楽大学講師、上野学園大学演奏家コース教授。日本オーボエ協会常任理事。