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志茂美都世〈ヴァイオリン〉

Mitose Shimo〈Violin〉

志茂美都世

 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学に入学。第63回日本音楽コンクール優勝。サントリーホール ガラ・コンサート「響」に出演、東京芸術劇場で秋山和慶指揮/東響と共演し、東京デビューを飾る。

 プラハ国立音楽院で学び、在学中に「プラハの春」国際音楽コンクール入賞。ドヴォルザーク音楽祭に招かれ、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を演奏し大成功を収めた。その後、アムステルダムの王立スウェーリンク音楽院で学んだ後、ロンドンに移り、ギルドホール音楽演劇大学ソリスト・ディプロマを最高位で卒業、並びにオーケストラ・ディプロマも最高点で取得。在学中にサー・コリン・デイヴィス、トーマス・ザンデルリンク指揮のもとでシベリウスの協奏曲を演奏する。

 ソリストとして、これまでにロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホール、クィーン・エリザベス・ホール、バービカンホール、アムステルダム・コンセルトへボウ、イタリアのベッリーニ劇場等、ヨーロッパ各地の数々の主要なコンサートホールで演奏。ロンドン・フィル、カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場オーケストラ、東響、広島響、読売日響と共演する他、2013年4月に開催された日本演奏連盟主催、第25回クラシックフェスティバル~ファイナルコンサートにソリストとして抜擢され、尾高忠明指揮、フェスティバル・オーケストラと共演し、絶賛を博した。また王子ホールでのヴァイオリン・リサイタル、NHK-FM「名曲リサイタル」、NHKテレビ「青春メッセージ」に出演するなど、国内外で活発な演奏活動を展開している。