渡邉康雄〈ピアノ・指揮〉
Yasuo Watanabe〈Piano, Conductor〉
日本フィル創立指揮者の渡邉曉雄の長男として1949年東京に生まれ、東京藝術大学附属高校の作曲科を卒業後に渡米し、ニューイングランド音楽院とジュリアード音楽院において学ぶ。
1972年に東京文化会館における東京フィルの定期演奏会において、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を父子共演してピアニストとしてデビュー。以後、我が国はもとより、世界各国の著名指揮者たちと協奏曲を多数協演する。
2007年に音楽監督を務めた第7回津山国際総合音楽祭において九州響を率いてデリック・クック版マーラー/交響曲第10番を指揮し、大成功に導いた。他に日本フィル、アンサンブル金沢、東京都響、京響、群響などを指揮。
音楽学部長を歴任したくらしき作陽大学の教授職を2015年3月末に定年退職し、現在は同大学名誉教授。他に若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール審査員、東京藝術大学附属高校同窓会名誉顧問、北欧音楽祭すわ名誉会長などを務めている。
2015年より3年連続して秋に続けられた東京でのリサイタルは、多くのマスコミなどと共に各専門家の間でも絶賛された。
また2019年3月17日(日)には、紀尾井ホールにオーケストラ・アンサンブル金沢を招き、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第5番「皇帝」を弾き振りした「渡邉康雄ベートーヴェン協奏曲の世界」は、空前の大成功を収め、急遽ライヴCD盤として発売された。
オフィシャル・サイト http://yasuo-watanabe.jp/