指揮

トップページ > アーティスト〈ピアノ〉 > 高橋多佳子(たかはし・たかこ)

アーティストのご紹介
  • 指揮
  • 声楽
  • ピアノ
  • 弦楽器
  • 管楽器
  • 室内楽
  • ギター/ハープ
  • ハーモニカ/マリンバ
  • 箏・三絃
  • 作曲/評論
  • 研究/演奏団体

高橋多佳子〈ピアノ〉

Takako Takahashi〈Piano〉

高橋多佳子

 1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位入賞。第6回ポルト市国際音楽コンクール(ポルトガル)第2位及び現代音楽最優秀演奏賞、第3回ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール(ポーランド)第1位、第22回日本ショパン協会賞など、内外で輝かしい受賞歴を重ねる。

 桐朋学園大学音楽学部卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽大学研究科を最優秀で修了。その後10年間にわたりポーランドで研鑽を積む。

 加藤伸佳、J.エキエル、下田幸二の各氏に師事。またV.メルジャーノフ、H.チェルニー=ステファンスカ等の名ピアニストからも薫陶を受けた。

 ソロ・リサイタルやオーケストラとの共演など、演奏活動は日本とポーランドを拠点にほぼ全ヨーロッパに及ぶ。世界の著名な国際音楽祭にも多数出演。オーケストラとの共演は、国立ワルシャワ・フィルをはじめ各国にわたり、国内では、東響、東京都響、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、神奈川フィル、大阪センチュリー響、札幌響、京都市響、アンサンブル金沢、名古屋フィル、仙台フィル、山形響、群馬響、九州響、広島響、兵庫芸術文化センター管、中部フィル等、主要オーケストラと数多く共演を重ね、常に高い評価を得ている。

 既に全22タイトルのCDをリリースしており、中でもショパンの作品を時代ごとに取り上げた《ショパンの旅路》(全6タイトル)、ロシアの2大作品をカップリングした《ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番&ムソルグスキー:展覧会の絵》《リサイタル「ショパン with フレンズ」~奇跡の年~》(いずれもオクタヴィア・レコード)など多くが“レコード芸術誌特選盤”に選ばれた。

 2010年1月からは《茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会》全国ツアーに参加。同年3月からの浜離宮朝日ホールでのリサイタルシリーズ《「ショパン with フレンズ」~奇跡の年~》(全4回)、14年10月からの主要ソナタをプログラムの中心に据えた自主企画シリーズ《名曲達の饗宴》(全3回)は 、各回ともに優れた企画と高い音楽性で絶賛を博す。

 また2021年、22年に年間3回シリーズで開催された、上田サントミューゼでの「ショパン・ザ・シリーズ SeasonⅠ、Ⅱ」では、演奏に加えショパン研究に裏打ちされた解説が絶賛を博し、23年度にも3回の開催が決まっている。

 2021年11月には東京文化会館小ホールにおいてデビュー30周年記念リサイタル“新しい道”を開催し高い評価を得た。

 2006年からはソロ活動に加え、宮谷理香とのピアノデュオ・ユニット「Duo Grace」を結成。11年5月に発表したCD《グレイス》、14年3月リリースのCD《ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ》は共に“レコード芸術誌特選盤”に選ばれた。更に礒 絵里子(Vn)、新倉 瞳(Vc)との「椿三重奏団」としても活動し、ますます意欲的な活動で大きな注目を集めている。

 ヨーロッパの著名な国際音楽祭への出演や、中国での公演 、ポーランドの《青少年のためのショパン国際コンクール》、ロシアの《ラフマニノフ国際コンクール》に審査員として招聘されるなど、国際的なキャリアも築いている。

 現在、桐朋学園大学非常勤講師。

 高橋多佳子 facebook https://www.facebook.com/takakoChopin1990

 高橋多佳子 X https://x.com/takako1990?mx=2