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末永 匡〈ピアノ〉

Tadashi Suenaga〈Piano〉

末永 匡

 桐朋学園大学音楽学部、ベルリン国立芸術大学、フライブルク国立音楽大学、モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。卒業演奏会ではラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏し、好評を博す。第5回堺国際ピアノコンクール第2位。2006年、ドイツ演奏家国家資格を授与される。

 その後、ヨーロッパ各地、中国、エジプトで幅広く国際的な活動を行う。特に「音楽の国際(社会)貢献、文化交流」を活動のテーマに掲げ、国際的な演奏活動を展開している。天津音楽院(中国)から招待され、4回連続演奏会を行い絶賛を博した。12年、国際交流基金の助成を受け、カイロ(エジプト)ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏し大成功を収め、国営テレビを通じてエジプト全土に放送された。13年にも再び招待され、メンデルスゾーンの二重協奏曲を演奏し、好評を博した。

 国内では、09年、日本演奏連盟・文化庁主催のソロ・リサイタル・デビューを皮切りに、Tokyo Performing Art Festival 2010、日本ショパン協会主催ショパン・フェスティバル、日本演奏連盟第23回クラシックフェスティバル“リスト生誕200年記念”に出演する。

 ドイツの伝統的な音楽芸術の演奏で高い評価を受けると同時に、現代音楽など様々な新しいジャンルにも進んでチャレンジしている。オリジナルを含めた歴史的なフォルテピアノも意欲的に使用。ソロのみならず室内楽も積極的に演奏し、多くの共演者から信頼を得ている。執筆、レクチャー、審査なども行い、昭和音楽大学において後進の指導にも力を入れている。末永の音楽的興味は留まることを知らず、常に人間味溢れる豊かな表現を追い求め続けている。