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佐藤彦大〈ピアノ〉

Hiroo Sato〈Piano〉

佐藤彦大

 岩手県盛岡市出身。東京音楽大学付属高校、同大学器楽専攻ピアノ演奏家コースを経て、同大学大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域(ピアノ・エクセレンス)修了。鷲見加寿子、野島 稔の両氏に師事。ベルリン芸術大学において故エレナ・ラピツカヤ、モスクワ音楽院においてエリソ・ヴィルサラーゼの両氏のもと更なる研鑽を積む。

 2008年、大学より奨学金を得て、ザルツブルク・モーツァルテウム国際サマーアカデミーに参加、終了時にディプロマを取得。09~12年度(財)ロームミュージックファンデーション奨学生、13年度明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。

 04年第58回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会、06年第1回野島稔・よこすかピアノコンクールで共に第1位、07年第76回日本音楽コンクール第1位、併せて野村賞・井口賞・河合賞を受賞、10年第4回仙台国際音楽コンクール第3位、11年第5回サン・ニコラ・ディ・バーリ国際ピアノ・コンクール(イタリア)第1位、併せて“F.Liszt 2011”特別賞、批評家賞を受賞。15年第21回リカルド・ビニェス国際ピアノ・コンクール(スペイン)第2位、16年第62回マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクールで第1位優勝を果たす。

 04年第14回日独青少年交流コンサートに出演、05年には招待演奏者としてドイツ各地での交流コンサートに出演。08年第17回国際音楽祭「ヤング・プラハ」にソリストとして出演。また09年には広上淳一指揮/東京音大シンフォニーオーケストラのヨーロッパ演奏旅行にソリストとして参加し、プラハとバンベルクで演奏。

 11年東京文化会館小ホール、13年紀尾井ホール、16年浜離宮朝日ホールにおいてリサイタルを開催、新聞、専門各誌で高い評価を得た。12年1月には小泉和裕指揮/仙台フィルとの東北・ニューイヤーコンサートにソリストとして出演、またNHK-FM「名曲リサイタル」に出演。13年には紀尾井ホールでリサイタルを行い、好評を博した。14年9月第18回京都の秋芸術祭開幕記念コンサートにおいて広上淳一指揮/京都市響と共演。

 12年9月デビューCD「Hiroo Sato plays 3 Sonatas」をリリース、17年には「Hiroo Sato Piano Recital」をリリースする。

 これまでにプラハ室内管、日本フィル、東響、東京シティ・フィル、京都市響、群馬響、神奈川フィル、仙台フィル、東京ユニバーサル・フィル、セントラル愛知響等と、尾高忠明、小林研一郎、大友直人、広上淳一、小泉和裕、三石精一、飯森範親、梅田俊明、山下一史、渡邊一正、松尾葉子、茂木大輔、川瀬賢太郎の各氏らと共演。またNHK交響楽団首席メンバーと室内楽を共演。

 現在、東京音楽大学講師、2021年4月より桐朋学園大学非常勤講師。