奥田恵悟〈指揮〉
Keigo Okuda〈Conductor〉
東京音楽大学音楽学部器楽科卒業、東京音楽大学指揮研究生修了。指揮を広上淳一、汐澤安彦、三石精一の各氏に師事。2003年、04年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院夏期講習会に参加。指揮をジャンルイージ・ジェルメッティ氏に師事する。いずれの年も、ファイナル・コンサートの指揮者に選ばれ高い評価を得る。
03年、東京国際音楽コンクール指揮部門入選。05年、ニコライ・マルコ指揮者コンクール3位入賞。
07年から11年までドイツ・ライプツィヒに在住。MDRオーケストラ(ドイツ中央放送オーケストラ)音楽監督の準・メルクル氏に師事、アシスタントをしながら研鑽を積む。その間メンデルスゾーン音楽院で学び、ドイツ国家演奏家資格を取得。在学中にMDRオーケストラ、イエナフィルハーモニー、西ザクセンオーケストラなどを指揮するほか、音楽院のオペラ・プロジェクトにおいて、モーツァルトの「魔笛」やプーランクの「ティレジアスの乳房」(ドイツ語版)を指揮する。
これまでに、東京フィル、日本フィル、オーデンセ・シンフォニーオーケストラ(デンマーク)大阪響、山形響、仙台フィルなどを指揮。また近年では藤原歌劇団で副指揮者を務めるなど、オペラの分野にも活動の範囲を広げている。