國分 誠〈指揮〉
Kokubu Makoto〈Conductor〉
桐朋学園で指揮法を齋藤秀雄氏に師事。桐朋学園弦楽合奏団の指揮者としてアメリカで演奏し、大成功を収める。東京フィルの指揮研究生となり、1976年、民音指揮者コンクールで第3位入賞、民音海外留学助成を受けて翌年よりウィーン国立音楽アカデミーに留学し、オットマール・スイトナー氏に師事。86年、民音オペラ大阪公演「蝶々夫人」(粟國安彦演出)、87年、東京オペラプロデュース公演「ビバ・ラ・マンマ」(出口典雄演出)を指揮するなど、オペラの分野でも着実に実績を積み上げる。
これまでに新星日響、東京フィル、東響、アンサンブル金沢、群馬響、埼玉響、東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団、東京アカデミー合唱団、2000年には台北響に客演。02年11月東京国際フォーラムにおいて、池田理代子プロデュース公演ドニゼッティ作曲オペラ「愛の妙薬」を指揮。04年、長崎出島音楽祭指揮法講座と演奏会、06年、杉並公会堂新規オープン荻窪音楽祭に出演。
三枝成彰音楽監督「トヨタ・コミュニティコンサート」では、久留米響、徳島響等度々出演するなど、アマチュア・オーケストラの分野でも卓越した指導力を発揮している。