福島章恭〈指揮者・合唱指揮〉
Akiyasu Fukushima〈Conductor, choral conductor〉
桐朋学園大学声楽科卒業。1996年、ベルギーのナミュールにおいて、フリーダー・ベルニウスの合唱指揮マスタークラス受講。
「最高のコーラスマスター」として(故)堤 俊作、井上道義、ペトル・ヴロンスキー、ラドミル・エリシュカ諸氏から絶大な信任を得る。
2004年、髙田三郎「水のいのち」をウィーン、ザルツブルク初演。05年プラハ・スメタナホールにおいて「水のいのち」とドヴォルザーク「ミサ曲ニ長調」、06年ウィーン楽友協会ホールにおいてモーツァルト「交響曲 第40番」「レクイエム」(チェコ・プラハ管)、09年ウィーン・シュテファン大聖堂グランドコンサートにおいてモーツァルト「レクイエム」、10年11月、日本人として初めてバチカン・システィーナ礼拝堂において合唱コンサートを指揮。
13年8月、ライプツィヒ聖トーマス教会において、バッハ「ロ短調ミサ」(東京ジングフェライン、ザクセン・バロックオーケストラ)、16年3月、同教会において、バッハ「マタイ受難曲」を指揮(同上)。
15年7月、大阪フィルハーモニー合唱団指揮者に就任。
17年12月、ウィーン・シュテファン大聖堂においてモーツァルト「レクイエム」、18年9月、ライプツィヒ聖トーマス教会においてバッハ「ロ短調ミサ」を再指揮予定。
音楽評論家として1994年アリオン賞(柴田南雄音楽賞)奨励賞受賞。
著書「新版クラシックCDの名盤」「同演奏家篇」「同大作曲家篇」(宇野功芳・中野 雄共著 文春新書)は共にベストセラーとなる。
「モーツァルト百科全書」「モーツァルトをCDで究める」「交響曲CD絶対の名盤」「バッハをCDで究める」(毎日新聞社)ほか。
自他共に認めるアナログ・オーディオマニアである。
blog:福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ
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