山本純ノ介〈作曲〉
Junnosuke Yamamoto〈Composer〉
1958年生まれ。祖父直忠に音楽の手ほどきを受ける。父は「オーケストラがやってきた」の指揮、企画、司会を務め、同名の著者としても知られる直純。
母は「ねむの木の子守歌(上皇后陛下御作詞)」、7つの交響曲を作曲した山本(岡本)正美との長男。
東京藝術大学修士作品の作曲過程で、「音楽は崇高な禱りである」との理念に至り、4つの交響曲をはじめ、室内楽、邦楽などの分野で新しい音楽を求めて作曲。また「万象」「二十億光年の孤独」「光葬」「パンタレイ」など重要な合唱組曲がある。市川崑監督の「鹿鳴館」「竹取物語」の映画音楽、NHKドラマ「十九歳(織田裕二のTVドラマ初主演)」の付随音楽や様々な分野とのコラボレーションも研究・制作している。
日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)ファイナリスト、シルクロード管弦楽国際作曲コンクール優秀賞。芥川作曲賞ファイナリスト。
長年、アシスタントを務めた「男はつらいよ」の最新作「お帰り寅さん」にて第44回アカデミー優秀音楽賞。
東京藝術大学非常勤講師を経て千葉大学教授、東京学芸大学連合大学院教授、放送大学客員教授。
現在、千葉交響楽団理事、日本作曲家協議会理事、松村賞運営委員、音絵巻代表。
千葉大学150周年記念に際し谷川俊太郎作詞・山本純ノ介作曲による「大きなこども小さな大人」がHP、記念誌に掲載されている。
(https://www.education.chiba-u.jp/150kinen/score/)
玉名女子校とは「交響吹奏楽の為のカオス・CHAOS」「交声曲万象」で共演している。
最新作、「EPITAPH Ⅲ」の2023ウィーン演奏版。
(https://www.youtube.com/watch?v=amxEFrMU9zA)