クァルテット・エクセルシオ〈弦楽四重奏団〉
Quartet Excelsior〈String Quartet〉
西野ゆか(第1ヴァイオリン)
北見春菜(第2ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)
大友 肇(チェロ)
1994年、桐朋学園大学在学中に結成。96年、第1回東京室内楽コンクール第1位、第2回大阪国際室内楽コンクール第2位、2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで最高位、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞を受賞。
2012年には83公演を行うなど、年間60公演以上を行う日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。ベートーヴェンを軸に王道のレパートリーを展開する東京・京都・札幌での定期公演、20世紀以降の現代作品に光を当てる「ラボ・エクセルシオ」、次世代の弦楽四重奏団と共演する「クァルテット・ウィークエンド」など、幅広い活動を行っている。一方で、幼児から学生のためのコンサートや地域コミュニティ・コンサートを通じて、室内楽の聴衆の輪を広げていく活動にも積極的に力を注いでいる。
また国際社会における日本の文化交流も積極的に行い、ウズベキスタン共和国(2006年)、ルーマニア(09年)、米・ホノルル(11年)に招聘されるなど、米国、欧州、アジアと海外公演も回を重ねている。16年のドイツ・デビューでは、「繊細優美な金銀細工のよう」(ドイツ・フランクフルター・アルゲマイネ紙)と賞賛された。
1997年、青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)受賞。
2008年度第19回新日鉄音楽賞(現日本製鉄音楽賞)「フレッシュアーティスト賞」受賞。
2009年、全曲演奏した作曲家グループ《クロノイ・プロトイ》の公演「第5回作品展〜弦楽四重奏の可能性」が、サントリー芸術財団から第9回佐治敬三賞を受賞。
2014年度第16回ホテルオークラ音楽賞を、弦楽四重奏団としては初めて受賞。
2016年、サントリーホール主催により2週間でベートーヴェンの弦楽四重奏曲全16曲チクルスを日本人団体として初演奏。同年6月まで6年間『サントリーホール室内楽アカデミー』においてコーチング・ファカルティを務め、引き続き後進の指導にもあたっている。
2017年4月より浦安音楽ホール・レジデンシャル・アーティストとしても、室内楽の楽しさを伝えていく活動を幅広く行っている。
2021年12月にリリースしたアルバム「ベートーヴェン 第13番&大フーガ」で、日本人団体として本邦初のベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲録音を完成させた。
クァルテット・エクセルシオ 公式ウェブサイト
https://quartet-excelsior.wixsite.com/website
フェイスブック
https://www.facebook.com/QuartetExcelsior/