クァルテット・エクセルシオ〈弦楽四重奏団〉
Quartet Excelsior〈String Quartet〉
西野ゆか(第1ヴァイオリン)
山田百子(第2ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)
大友 肇(チェロ)
2012年には83公演を行った日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。ベートーヴェンを軸に王道のレパートリーを展開する東京・京都・札幌での定期公演、20世紀以降の現代作品に光を当てる“ラボ・エクセルシオ”「20世紀 日本と世界」シリーズ、人気傑作選「弦楽四重奏の旅」、01年から出演している第一生命ホールの「クァルテット・ウィークエンド」の4シリーズを展開しつつ国内外で活動。また、幼児から学生のためのコンサートや地域コミュニティ・コンサートを通じて、室内楽の聴衆の輪を広げていく活動にも力を注いでいる。
1994年結成。96年、第1回東京室内楽コンクール第1位、同年、第2回大阪国際室内楽コンクール第2位、97年、青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)受賞、2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで最高位を受賞。
NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「FMリサイタル」等の放送番組に出演。ホール主催公演「新日鐵プロミシング・アーティスト・シリーズ」、「プロジェクトQ」、「クァルテット・ウェンズデイ」等に出演を重ねる。また、数多くの音楽祭にも参加している。
ウズベキスタン共和国(2006年)、ルーマニア(2009年)、米・ホノルル(2011年)に招聘されるなど、国際社会における日本の文化交流も積極的に行っている。
CDは「QUARTET EXCELSIOR」「QUARTET EXCELSIOR~死と乙女」「林光の音楽」「日本の作曲:21世紀へのあゆみ」など多数をリリース、最新作は結成20周年を記念した「QUARTET EXCELSIOR~ボロディン第2番&ドヴォルザーク “アメリカ” “糸杉”」。2008年度第19回新日鉄音楽賞受賞。
2014年は結成20周年を迎え、今後10年間で、クァルテットの主要レパートリーを中心に20枚のCDリリースを計画するなど、更なる意欲的な活動を目指している。
サントリーホール室内楽アカデミーでコーチング・ファカルティに就任、後進の指導にもあたるなど、更に弦楽四重奏の魅力を伝えるべく邁進している。
2015年には弦楽四重奏団としては初めて、第16回ホテルオークラ音楽賞を受賞。
クァルテット・エクセルシオ 公式ウェブサイト
http://www.quartet-excelsior.jp/